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単行本

人物

徳川家臣団の重臣・牧野一族と戦国三河がわかる、波瀾の物語

『渦巻いて 三河牧野一族の波瀾(上)』|岩瀬崇典|文芸社 岩瀬崇典(いわせたかのり)さんの歴史小説、『渦巻いて 三河牧野一族の波瀾(上)』(文芸社)をご紹介します。 2023年のNHK大河ドラマでは徳川家康が主人公となり、井原忠政さんの「三...
ミステリー

今村翔吾さん、米澤穂信さんらの5作が第166回直木賞候補に

12月17日(金)、第166回直木三十五賞(公益財団法人日本文学振興会主催)の候補作品5作品が発表されました。 歴史時代小説では、今村翔吾さんの『塞王の楯(さいおうのたて)』(集英社)と米澤穂信さんの『黒牢城(こくろうじょう)』(KADOK...
ブックガイド

2021年に本当に面白かった時代小説のランキング&ガイド

『この時代小説がすごい! 2022年版』|宝島社 時代小説のランキング&ガイド誌、『この時代小説がすごい! 2022年版』(宝島社)が刊行されました! 今年は出るかなと、毎年期待を込めて心待ちにしていた、『この時代小説がすごい』が、沈黙を破...
単行本

関ヶ原前夜、大津城で。最強の「楯」と至高の「矛」が対決

『塞王の楯』|今村翔吾|集英社 今村翔吾さんの長編歴史小説、『塞王の楯』(集英社)を紹介します。 本書を手にしたとき、学生時代に漢文の授業で習った、「矛盾(むじゅん)」の言葉の由来となった話を思い出しました。 中国の戦国時代、楚の国に、盾と...
単行本

人生の後半戦で愛する家族を失った下級武士の再生物語

『高瀬庄左衛門御留書』|砂原浩太朗|講談社 砂原浩太朗さんの長編時代小説、『高瀬庄左衛門御留書(たかせしょうざえもんおとどめがき)』(講談社)を紹介します。 著者は、2016年、『いのちがけ 加賀百万石の礎』で第2回決戦!小説大賞を受賞し、...