2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

単行本

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油屋の放蕩息子が不審死。遠野屋には甘く危険な新たな取引が——

『春立つ風』|あさのあつこ|光文社あさのあつこさんの「弥勒」シリーズの第13巻、『春立つ風(はるたつかぜ)』(光文社)を紹介します。この「弥勒」シリーズは、鬼神のような鋭い洞察力をもつ定町廻り同心・木暮信次郎と、人情に厚く経験豊富な岡っ引・...
ミステリー

少年・吉田茂危機一髪。湘南大磯を舞台にした明治青春ミステリー

松籟邸の隣人(二) 炎夏の章|宮本昌孝|PHP研究所宮本昌孝(みやもと・まさたか)さんの 『松籟邸の隣人(二) 炎夏の章』(PHP研究所)を紹介します。主人公は、12歳から16歳、多感な少年時代を送る吉田茂。彼は後に総理大臣や外務大臣を務め...
単行本

東京新聞で、諏訪宗篤さんの『松の露 宝暦郡上一揆異聞』を紹介

2025年3月15日(土)の東京新聞(中日新聞は3月16日)朝刊の読書面、「推し時代小説」のコーナーで本の紹介をさせていただきました。 「推し時代小説」は、今おすすめの歴史時代小説を取り上げる連載企画です。今回ご紹介したのは、諏訪宗篤(すわ...
単行本

アイヌと和人の和睦を目指す、悪党アイヌと蠣崎の娘の大冒険

円かなる大地|武川佑|講談社武川佑(たけかわ・ゆう)さんの 『円かなる大地(まどかなるだいち)』(講談社)を紹介します。著者は2016年、「鬼惑い」で第1回「決戦!小説大賞」奨励賞を受賞し、甲斐武田氏を描いた『虎の牙』でデビューしました。同...
ミステリー

「時代小説★2025年3月の新刊情報(単行本)」を公開

『松籟邸の隣人(二) 炎夏の章』|宮本昌孝|PHP研究所2025年3月1日から3月末日の間に、単行本(ソフトカバー含む)で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2025年3月の新刊(単行本)」を公開しました。今月の注目作は、宮本昌孝(みやもと...