市井人情 赤まんま―せつなくて愛おしい江戸の男女たち 北原亞以子さんの『赤まんま』を読んだ。「慶次郎縁側日記」シリーズの第八弾である。「三日の桜」「嘘(うそ)」「敵(かたき)」「夏過ぎて」「一つ奥」「赤まんま」「酔いどれ」「捨てどころ」の8篇を収録している。赤まんま―慶次郎縁側日記 (新潮文庫... 市井人情捕物江戸
伝奇 お茶目な将軍吉宗が魅力の伝奇捕物小説 今もっとも、次回作が楽しみなシリーズの一つに、「兵庫と伊織の捕物帖」がある。小松左京賞受賞作家の伊藤致雄(いとうむねお)さんの時代小説シリーズである。『吉宗の偽書』『蜻蛉切り』に続くシリーズ第三弾の『吉宗の推理』も何とも魅力的な作品に仕上が... 伝奇捕物江戸
捕物 憎みきれない、妖怪鳥居耀蔵の密偵太十 早瀬詠一郎さんの『早烏(さがらす) 裏十手からくり草紙』を読んだ。勉強不足で恐縮だが、早瀬さんの作品は今回、初めて読んだ。早瀬さんは、『萩大老』で200年に小説家デビューするかたわら、“岡本紋弥”の名をもつ古典浄瑠璃新内の太夫で、脚本家・放... 捕物江戸闇仕事
市井人情 『弥勒の月』江戸に生きる男女の心の闇を描く あさのあつこさんの『弥勒の月』を読んだ。時代小説バカなので、『バッテリー』をはじめとした、あさのさんの現代小説を今まで読んでこなかった。その作風について全く知らなかったこともあり、最初から最後まで、とてもスリリングにわくわくしながら読書がで... 市井人情捕物江戸
作家 山内美樹子さんがブログを始められました 『善知鳥伝説闇小町 鍵屋お仙見立絵解き』などで知られる作家の山内美樹子さんが、ブログをスタートされました。善知鳥伝説闇小町 鍵屋お仙見立絵解き (光文社文庫)作者: 山内美樹子出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/11/08メディア... 作家捕物江戸