2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

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「密命」読本(2)

『「密命」読本 (祥伝社文庫)』に収録された「虚けの龍」を読んだ。時は元禄三年ということで、武士の荒々しさが少し残っている時代。「密命」シリーズでは“中年の星”として活躍する金杉惣三郎(当時は深井惣三郎)がまだ十六歳という設定だ。惣三郎は、...
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闇を斬る―直心影流竜尾の舞い(2)

荒崎一海さんの『闇を斬る―直心影流龍尾の舞い (徳間文庫)』は、期待に違わぬ傑作剣豪小説で、読み味がよく一気に読み終えた。主人公の鷹森真九郎は祝言をあげたばかりの雪江を連れて故郷を脱し、江戸に居を移した。ともに今治藩の上士の家に育ったという...
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闇を斬る―直心影流竜尾の舞い(1)

イラストレーターの蓬田やすひろさんの装画に惹かれて、『闇を斬る―直心影流龍尾の舞い (徳間文庫)』を入手した。荒崎一海(あらさきかずみ)さんというペンネームだけで、プロフィールはついていなかったので、新人作家だろうか? にもかかわらず、時代...
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乱雲―密命・傀儡剣合わせ鏡(2)

「密命」シリーズの第12弾、『乱雲―密命・傀儡剣合わせ鏡〈巻之十二〉 (祥伝社文庫)』を読了した。シリーズの主人公が金杉惣三郎から、息子の清之助にバトンタッチされた記念碑となる作品。回国修行中の金杉清之助は、将軍吉宗のお膝元紀州和歌山で、田...
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けんか凧―暴れ旗本八代目(2)

今よりも自由に使える時間が多かった4、5年前までは、ハードカバーでお気に入りの作家の新作が出るたびに購入していた。また、大きな書店の歴史・時代小説コーナーで、ちょっと古めの発行日のもので、文庫化されていない掘り出し物を探すのも好きだった。今...