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剣豪

ユーモア

「時代小説●2024年5月中旬の新刊情報(文庫)」をアップ

『実は、拙者は。』|白蔵盈太|双葉文庫 2024年5月11日から5月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2024年5月中旬の新刊(文庫)」を掲載しました。 今回は、白蔵盈太(しろくらえいた)さんの文庫書き下ろし時代小説、...
人物

陰流の祖・愛洲久忠は、名刀を求めて神々の国出雲の隠れ里へ

『火の神の砦』|犬飼六岐|文藝春秋 犬飼六岐(いぬかいろっき)さんの時代小説、『火の神の砦』(文藝春秋)を読みました。 著者は、2000年に「筋違い半介」で第68回小説現代新人賞を受賞してデビューし、2010年に『蛻(もぬけ)』で第144回...
剣豪

上泉新陰流の使い手、書院番北条志真佑が徳川家慶の盾となる

『振り出し 旗本出世双六(一)』|上田秀人|中公文庫 上田秀人さんは多くの人気シリーズをもち、質量ともに抜きんでていて、20年以上にわたって文庫書き下ろし時代小説の第一線で活躍を続ける作家です。代表作のひとつ「百万石の留守居役」シリーズ(講...
剣豪

故郷筑前の裏社会を、閻羅遮と呼ばれる用心棒が斬る

『谷中の用心棒 萩尾大楽 外道宿決斗始末』|筑前助広|アルファポリス文庫 2022年に、第11回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞を受賞した、筑前助広(ちくぜんすけひろ)さんの時代小説、『谷中の用心棒 萩尾大楽 阿芙蓉抜け荷始末』に...
お気に入り

闇バイト強盗を想起させる事件に、正紀の怒りの鉄槌が下る

『おれは一万石 五両の報』|千野隆司|双葉文庫 千野隆司(ちのたかし)さんの文庫書き下ろし時代小説、第28巻の『おれは一万石 銘茶の行方』(双葉文庫)をお迎えして、慌てて未読だったひとつ前の巻、『おれは一万石 五両の報(むくい)』を読みまし...