ブックガイド 『おれは一万石 一揆の声』をUP 千野隆司さんの文庫書き下ろし時代小説、『おれは一万石 一揆の声』(双葉文庫刊)を、「時代小説SHOW」で紹介しました。『おれは一万石』『塩の道』『紫の夢』『麦の滴』『無節の欅』に続く、「おれは一万石」シリーズの第6作。米の不作、凶作が伝えら... 2020.12.13 ブックガイド武家痛快
武家 権力に媚びず、正義を貫く「武家の鑑」目付の活躍を描く 藤木桂(ふじきかつら)さんの文庫書き下ろし時代小説、『本丸 目付部屋 権威に媚びぬ十人』(二見時代小説文庫)を入手しました。「風の市兵衛」シリーズをはじめ、幕府の「目付」は時代小説に登場することは珍しくありません。しかし、定員十名の幕府の目... 武家
武家 最下級の農民“名子”から武士への出世を目指す男を描く 青山文平さんの長篇時代小説、『励み場(はげみば)』(ハルキ文庫)を入手しました。本書は、『つまをめとらば』で第154回直木賞(平成27年/2015年下期)を受賞した著者の、受賞後第1作の文庫版です。“名子(なご)”と呼ばれる、一般の農民より... 武家
剣豪 『師弟 新・軍鶏侍』をUP 野口卓(のぐちたく)さんの文庫書き下ろし時代小説、『師弟 新・軍鶏侍』(祥伝社文庫刊)を、「時代小説SHOW」で紹介しました。前作(『危機』)より、五年の歳月が経過し、タイトルに「新」の文字が入っているように、「軍鶏侍」シーズン2といったた... 剣豪武家
武家 一万石の高岡藩に、百姓一揆が勃発 千野隆司さんの文庫書き下ろし時代小説、『おれは一万石 一揆の声』(双葉文庫)を入手しました。下総国高岡藩一万石の世子・井上正紀が、小藩の藩政に奮闘する「おれは一万石」シリーズ第6作です。正義感と人情に厚い、若殿・正紀が持ち前の行動力で、今回... 武家