幕末維新 勝海舟ら、江戸に暮らした士(サムライ)の素顔に触れる 江戸東京博物館で、明日2019年11月4日まで開催されている、特別展「士 サムライ―天下太平を支えた人びと―」に行ってきました。時代小説を読んでいても、武士なのか、侍なのか、その意味するところや使い分けがあいまいになることがあります。 日本... 2019.11.03 幕末維新武家江戸江戸学資料館・美術館
人物 生きとし生けるものの命を大切にした、将軍綱吉の覚悟 2019年10月31日の未明に起こった、沖縄の首里城焼失に大きなショックを受けました。首里城は、1879年の明治政府によって日本の政治体制に組み入れらた「琉球処分」まで、400年以上にわたり、琉球王国の政治の中心でした。太平洋戦争によって焼... 2019.11.02 人物武家江戸
城 名古屋城本丸御殿で、尾張徳川家の殿様たちを想う 「尾張名古屋は城でもつ」というフレーズは、民謡伊勢音頭で唄われた「伊勢は津でもつ、津は伊勢でもつ 尾張名古屋は城でもつ」から来ていて、名古屋(の繁栄)は名古屋城のおかげで保たれている(もっている)という意味だそうです。総工費150億円、10... 2019.10.21 城武家江戸
市井人情 “臆病者”の新米同心、実は勇気も度胸も満点 吉橋通夫さんの『ずくなし半左事件簿』(角川文庫)を読了しました。信州松本藩六万石を舞台に、亡き父の跡を継いで、領内の村々を廻る郡方役所に出仕した、一人の若者を主人公にした、青春人情時代小説です。主人公の一志半左(いつしはんざ)は、柔術と小太... 2019.10.08 市井人情武家江戸青春
剣豪 「軍鶏道場」のもう一人の師・権助、逝く。涙が抑えられず 野口卓さんの『羽化(うか) 新・軍鶏侍』(祥伝社文庫)を読了しました。南国の藩・園瀬(架空の地)を舞台に、剣術道場を営むかたわら、軍鶏を飼育する「軍鶏侍」こと、岩倉源太夫がその家族や師弟を中心に繰り広げられる、ファミリー時代小説シリーズの第... 2019.10.06 剣豪武家江戸青春