2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

武家

剣豪

愛妻家の浪人が、二十年ぶりの故郷・常陸で見た夢とは

木村忠啓(きむらちゅうけい)さんの文庫書き下ろし長編時代小説、『虹かかる』(祥伝社文庫)を紹介します。本書は、天保十三年(1842)七月、水野忠邦による天保の改革が行われていた頃から始まります。霞ケ浦の東側にある常陸国・麻生(あそう)が舞台...
人物

「2020年4月下旬の新刊(文庫)」をアップ

2020年4月21日から4月30日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年4月下旬の新刊(文庫)」を掲載しました。緊急事態宣言が発令されて、大型書店が休業したり、新刊の発売も変更になったり、出版業界も影響を受けています。...
文庫

「高家」の跡継ぎ、吉良三郎義央の若き日を描く新シリーズ

上田秀人さんの文庫書き下ろし長編小説、『高家表裏譚1 跡継』(角川文庫)を入手しました。吉良上野介義央(きらこうずけのすけよしひさ)というと、「忠臣蔵」の敵役として知名度抜群ながら、江戸城松之大廊下で浅野内匠頭に唐突に斬りつけられるまでの前...
人物

徳川軍団随一の武者、本多平八郎を描くエンタメ歴史時代小説

佐々木功(ささきこう)さんの文庫書き下ろし長編小説、『家康の猛き者たち 三方ヶ原合戦録』(ハルキ文庫)を献本いただきました。著者は、2017年に『乱世をゆけ 織田の徒花、滝川一益』で第9回角川春樹小説賞を受賞しデビュー。天下のかぶき者前田慶...
単行本

江戸の町と人を守れ!百万石前田家の火消、加賀鳶誕生秘話

石川県白山市在住の笛木真作さんから、自費出版された初めて長篇小説、『江戸っ子加賀鳶』(栄光書房)を献本いただきました。本書は、百万石加賀前田家が江戸の町と人を守るために組織化した、町人による火消組織、加賀鳶の誕生秘話を描いた長篇時代小説です...