2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

武家

単行本

「技術立国」幕末佐賀藩に注いだ、無名の若者の記憶と情熱

『来世の記憶 鍋島佐賀藩の奇跡』|東圭一|佐賀新聞社東圭一(あずまけいいち)さんの歴史小説、『来世の記憶 鍋島佐賀藩の奇跡』(佐賀新聞社)をご恵贈いただきました。著者は、2012年に「足軽塾大砲顛末」で第19回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左...
作家

戦国時代をサバイバルした、関東「足利家」血の歴史

『足利の血脈 書き下ろし歴史アンソロジー』||秋山香乃、荒山徹、川越宗一、木下昌輝、鈴木英治、早見俊、谷津矢車|PHP研究所戦国時代の「足利家」を描いた歴史時代小説短編集、『足利の血脈 書き下ろし歴史アンソロジー』(PHP研究所)を紹介しま...
人物

絶体絶命の小田原城、北条の命運は一人の奇人に託された

『天下一のへりくつ者』|佐々木功|光文社佐々木功(ささきこう)さんの長編歴史時代小説、『天下一のへりくつ者』(光文社)をご恵贈いただきました。著者は、織田信長の重臣ながら謎が多い、滝川一益の波乱の生涯を描いた「乱世をゆけ」(単行本刊行時に『...
伝奇

「2021年1月下旬の新刊(文庫)」をアップ

『秘録 島原の乱』|加藤廣|新潮文庫2021年1月21日から1月末日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2021年1月下旬の新刊(文庫)」を掲載しました。今回は、2018年4月に亡くなられた加藤廣さんの遺作となる歴史時代小説、...
人物

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」始まる前に、読みたい歴史小説

『修羅の都』|伊東潤|文春文庫伊東潤さんの長編歴史小説、『修羅の都』(文春文庫)を入手しました。2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」が2月14日(日)からスタートします。が、その次2022年の「鎌倉殿の13人」のことが気になって仕方が...