2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

武家

剣豪

米沢藩境板谷峠での死闘、逐電家老大野九郎兵衛の“忠臣蔵”

『板谷峠の死闘 赤穂浪士異聞』|日暮高則|コスミック・時代文庫日暮高則(ひぐらしたかのり)さんの文庫書き下ろし時代小説、『板谷峠の死闘 赤穂浪士異聞』(コスミック・時代文庫)を紹介します。著者は、時事通信社の記者を経て、中国、社会関係の著者...
単行本

毛利の少年騎馬隊が、山中鹿之助率いる尼子軍と布部山で激突

『駆ける 少年騎馬遊撃隊』|稲田幸久|角川春樹事務所稲田幸久さんの歴史時代小説、『駆ける 少年騎馬遊撃隊』(角川春樹事務所)を紹介します。著者は、2021年5月、本書(応募時のタイトルは「風雲月路」)で第13回角川春樹小説賞を受賞し同年10...
女性

「2022年6月下旬の新刊(文庫)」をアップ

『ひと夜の恋 元禄お犬小屋異聞』|諸田玲子|中公文庫2022年6月21日から6月30日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2022年6月下旬の新刊(文庫)」を掲載しました今回は、中公文庫から刊行される、諸田玲子さんの長編時代小...
単行本

第167回直木賞候補に、永井紗耶子さんの『女人入眼』ほか

6月17日(金)、第167回直木三十五賞(公益財団法人日本文学振興会主催)の候補作品5作品が発表されました。歴史時代小説では、永井紗耶子さんの『女人入眼(にょにんじゅげん)』(中央公論新社)が候補作に選ばれました。『女人入眼』は、鎌倉時代前...
人物

土方歳三、小栗忠順ら、幕末の英雄が命を賭して遺したもの

『余烈』|小栗さくら|講談社小栗さくらさんの歴史時代小説集、『余烈(よれつ)』(講談社)を紹介します。若き日の北条政子を瑞々しい筆致で描いた短編「一樹の蔭」(『読んで旅する鎌倉時代』)を読んで以来、とても気になっていた著者の初の時代小説集で...