映画 東山紀之主演で藤沢作品の映画化 映画「小川の辺」が7月2日より全国公開される。東山紀之さん主演の藤沢作品の映画化というと、2008年の「山桜」についで2作品目ということになる。原作「小川の辺」(『闇の穴』に収録)を読んでみると、東山さんのもつ古風でストイックな感じが、藤沢... 映画武家
武家 未曾有の大災害を乗り越えよう 東北地方太平洋沖地震と、それにともなって発生した原発事故、日本を未曾有の大災害が襲っている。地震大国に生きるわれわれにとって乗り越えなければならない試練である。こうした非常事態だからこそ、人間として本性が問われる局面である。海外メディアは、... 武家
武家 安部龍太郎さん版「葉隠」が楽しみ 安部龍太郎さんの『葉隠物語』(H&I刊)を読み始めた。「葉隠」というと、隆慶一郎さんの『死ぬことと見つけたり』という大傑作が思い出される。病床の隆慶一郎が最後に会いたがった作家という伝説をもつ、安部さんが『葉隠』を書かれたということで、大変... 2011.03.03 武家
伝奇 キリシタン騒動に巻き込まれる旗本与一郎 羽太雄平(はたゆうへい)さんの『転び坂 旗本与一郎』を読みました。『峠越え』、『新任家老 与一郎』(『されど道なかば』を改題)、『家老脱藩 与一郎、江戸を行く』に続く、「与一郎」シリーズの第4弾です。家老の嫡男が若くして家老になり、さらに脱... 伝奇武家
剣豪 土井利勝の妄執を両断する、斬馬刀 上田秀人(うえだひでと)さんの『破矛(はぼう)』を読みました。信州松代藩真田家で、斬馬刀を預けられ、本陣に突っ込んでくる敵の騎馬武者を迎え撃つ斬馬衆を務める仁旗伊織が活躍するシリーズ第2弾。斬馬刀は刃渡り七尺(約2.1メートル)、柄までの全... 剣豪武家