武家 『百万石の留守居役(十一) 騒動』を紹介 上田秀人(さんの文庫書き下ろし時代小説、『百万石の留守居役(十一) 騒動』(講談社文庫)を紹介します。加賀藩百万石で若くして江戸留守居役に抜擢された瀬能数馬の痛快無比な活躍を描く、人気シリーズ「百万石の留守居役」の第11弾。越前松平家より追... 武家痛快
市井人情 江戸時代ならでは職業、献残屋の手代が活躍する時代小説 江戸時代ならではの職業に、献残屋(けんざんや)があります。献残屋とは、公儀幕臣屋敷や大名屋敷を回り、他所からの進物の余り物を安値で買い取る稼業。手ごろな値での進物の周旋も行っていました。そんな献残屋を描いた、山本一力さんの時代小説『まいない... 2020.06.27 市井人情幕末維新時代小説武家痛快
武家 『いのちなりけり』を忘れていた 今年1年の文庫の新刊リストを見ていたら、葉室麟さんの『いのちなりけり』を読みもらしていたことに気付いた。読みたいと思っていた作品のひとつなのに、文庫化されていたことにまったく気付かなかった。3月ごろは、異動したばかりで、余裕がなかったからか... 武家
武家 『みのたけの春』はいい時代小説 志水辰夫さんの『みのたけの春』を読んだ。想像していたような物語ではなかったが、シミタツさんでなければ書けないような深く芳醇な余韻が残る、良い時代小説になっている。今日はもう、時代小説を読むのはよそう。この感じは持ったいないから。みのたけの春... 武家
作家 やっぱりシミタツが読みたい 久しぶりにはてなダイアリーの「記事を書く」の画面を開いたら、シンプルなデザインが変わっていて、ちょっと戸惑う。妻の探していたTOEICの本を買いに、紀伊國屋書店の渋谷店を訪れる。目当ての本は買えたが、つい文庫コーナーに立ち寄り、志水辰夫さん... 2019.09.21 作家武家