2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

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ほぼ日刊時代小説5月の検索語ベスト20

時代小説の読書が進まないこともあり、今日は「ほぼ日刊時代小説」(このブログ)の5月の検索語ベスト20を紹介しいたい。5月の順位(前月の順位) 検索語 検索数 1位( 1位) 時代小説 145 2位( 6位) 江戸文化歴史検定 67 3位( ...
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小江戸川越と天海僧正

梅雨の晴れ間の一日、川越散策に出かける。川越は二回目だったが、シルバー案内ボランティアの方にガイドをしていただき、貴重な話がたくさん聞けて、新しい発見が多く、大いに歴史の勉強になった。約半日(四時間)のコースは、以下の通り。本川越駅→喜多院...
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朝鮮通信使と徳川家康の密約

荒山徹さんの『魔岩伝説』を読み終えた。前作『魔風海峡』から時代が二百年下った文化八年(1811)に舞台を移し、泰平の時代をどう描くか興味深かったが、荒山さんはとんでもない物語を作り上げていた。五十年ぶりに朝鮮通信使が来日する直前、その窓口と...
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知恵伊豆vs.水戸光圀の対決が見どころ

上田秀人さんの『織江緋之介見参 不忘の太刀(わすれじのたち)』を読んだ。文庫本の発売は1年ぐらい前で、ずっと気にかかりながら読めずにいた本で、スッキリした。上田さんは『竜門の衛』でデビュー以来、文庫書下ろしで10タイトルほど、長編をリリース...
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日本と朝鮮をめぐる伝奇時代小説

荒山徹さんの『魔岩伝説』を通勤電車の中で読み始めた。『高麗秘帖 朝鮮出兵異聞 李舜臣将軍を暗殺せよ』、『魔風海峡』の卓抜した奇想でスケールの大きな伝奇小説に仕上がっていたので、今回も期待感大。前2作が豊臣秀吉の朝鮮出兵時を舞台にしていたのに...