2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

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市井人情

仕事始めと「はやぶさ新八」

今日は仕事始め。1週間ぶりに出勤する。電車はまだ空いている感じがする。そのせいか、車内で本がゆっくり読めた。今、読んでいるのが、平岩弓枝さんの『はやぶさ新八御用旅 二 中仙道六十九次』。この時期、平岩さんの本が読みたくなる。明るく華やいだ雰...
幕末維新

中村彰彦さんと新選組

中村彰彦さんというと、会津藩をテーマにした時代小説の第一人者というイメージが強い。『新選組秘帖』の巻末に収録された東京大学教授の山内昌之さんとの対談「新選組と日本精神」の中で、歴史作家としての処女作は「明治新選組」で、これを出発点にいろいろ...
幕末維新

今日から時代小説三昧

今日から会社が年末年始休暇に入る。年末年始用に買い置いた本を読みたいところだが、家の用事を片付けなきゃ。年賀状も書かなきゃ、新しい年になってしまう。あせる気持ちを抱えながら、読み始めたのは、中村彰彦さんの『新選組秘帖』。明治以降の生存説が巷...
武家

時代小説に描かれる宴会

昨夜は、会社の忘年会だった。ホールで全体のものをやった後に、吉祥寺の「檀亭」という鹿児島黒豚のしゃぶしゃぶの店で、部署の忘年の宴を行った。豚肉が柔らかくておいしく、酒も話も弾んだ。時代小説で忘年会が描かれたものは、ちょっと思いつかない。半期...
伝奇

信濃一傳流の奥義と北辰一刀流

朝日新聞の土曜版beのインタビューに、『信長の棺』で一躍注目される作家の加藤廣さんが登場された。作品発表までのことが語られていて興味深いものだった。自身は信長よりも秀吉のほうが好きで、次回作はその秀吉を描いたものということで、期待できそう。...