市井人情 江戸の花火と鍵屋、玉屋 山内美樹子さんの『十六夜華泥棒』は江戸情緒を感じさせる捕物小説。読んでいたら、江戸の花火について解説されていた箇所があり、興味深かった。十六夜華泥棒―鍵屋お仙見立絵解き (光文社時代小説文庫)作者: 山内美樹子出版社/メーカー: 光文社発売... 2020.06.02 市井人情捕物江戸
捕物 江戸の美女、笠森お仙が活躍する捕物帳 山内美樹子さんの『十六夜華泥棒』を読んでいる。明和年間(田沼意次の時代)、浮世絵師の鈴木春信の錦絵のモデルとなり、人気者になった谷中・笠森稲荷の茶汲み娘・鍵屋お仙。そのお仙がヒロインとして活躍する捕物帳だ。十六夜華泥棒―鍵屋お仙見立絵解き ... 捕物江戸
伝奇 実在した幕府の隠密帳を題材にした時代小説 原本が一冊のみ実在するという江戸幕府の隠密帳『土芥寇讎記(どかいこうしゅうき)』。元禄三年に幕府の高官によって記されたという謎の書である。そこには幕府隠密が調べ上げた諸大名243人の驚くべき実態が報告されていた。なかでも、弘前藩主津軽信政の... 2019.11.10 伝奇歴史読み物江戸
ミステリー 口中医桂助と鶉飼いブーム 和田はつ子さんの『花びら葵』を読む。『南天うさぎ』『手鞠花おゆう』に続く、江戸の歯医者・藤屋桂助が活躍する捕物帳「口中医桂助事件帖」シリーズの第三弾。桂助の患者だった廻船問屋橘屋の娘お八重の死をきっかけに、橘屋は店を畳むことになる。背後には... 2020.01.12 ミステリー医療市井人情江戸
伝奇 時代伝奇もので活躍される三田主水さん 先日HPをなかなか更新できないと泣きを入れたら、伝奇時代小説をテーマにしたサイト「妖々日本史」(注:公開を終了し、現在は「時代伝奇夢中道 主水血笑録」)を運営されている三田主水(みたもんど)さんから、コメントをいただいた。ありがたかった。●... 2019.12.30 伝奇江戸