市井人情 江戸時代ならでは職業、献残屋の手代が活躍する時代小説 江戸時代ならではの職業に、献残屋(けんざんや)があります。献残屋とは、公儀幕臣屋敷や大名屋敷を回り、他所からの進物の余り物を安値で買い取る稼業。手ごろな値での進物の周旋も行っていました。そんな献残屋を描いた、山本一力さんの時代小説『まいない... 2020.06.27 市井人情幕末維新時代小説武家痛快
ブックガイド 『手のひら、ひらひら 江戸吉原七色彩』を時代小説ブックガイドにアップ 志川節子さんの『手のひら、ひらひら 江戸吉原七色彩』を時代小説ブックガイドにアップしました。江戸吉原を舞台に、磨かれていく妓(おんな)たちと彼女らを裏から支える男衆が織りなす連作形式の時代小説。「上ゲ屋(あげや)」「保チ屋(もちや)」「目付... 2020.05.03 ブックガイド市井人情
武家 『いのちなりけり』を忘れていた 今年1年の文庫の新刊リストを見ていたら、葉室麟さんの『いのちなりけり』を読みもらしていたことに気付いた。読みたいと思っていた作品のひとつなのに、文庫化されていたことにまったく気付かなかった。3月ごろは、異動したばかりで、余裕がなかったからか... 武家
武家 『みのたけの春』はいい時代小説 志水辰夫さんの『みのたけの春』を読んだ。想像していたような物語ではなかったが、シミタツさんでなければ書けないような深く芳醇な余韻が残る、良い時代小説になっている。今日はもう、時代小説を読むのはよそう。この感じは持ったいないから。みのたけの春... 武家
作家 やっぱりシミタツが読みたい 久しぶりにはてなダイアリーの「記事を書く」の画面を開いたら、シンプルなデザインが変わっていて、ちょっと戸惑う。妻の探していたTOEICの本を買いに、紀伊國屋書店の渋谷店を訪れる。目当ての本は買えたが、つい文庫コーナーに立ち寄り、志水辰夫さん... 2019.09.21 作家武家