2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

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狐憑きの娘を救う手助けに。祇園の舞妓が、女医者を目指す

『祇園「よし屋」の女医者』|藤元登四郎|小学館文庫藤元登四郎(ふじもととしろう)さんの長編歴史時代小説、『祇園「よし屋」の女医者』(小学館文庫)を入手しました。著者は、精神科医のかたわら、SF文学評論家としても活躍されています。2011年、...
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歴史に何を学ぶか。“天平のパンデミック”を描く歴史小説

『火定(かじょう)』澤田瞳子(さわだとうこ)さんの長編歴史時代小説、『火定』(PHP文芸文庫)をご恵贈いただきました。秋が深まり、北国では雪の便りが届く中で、新型コロナウイルスの感染者がまた急増傾向が見られ、第三波の到来が懸念されます。本書...
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パンデミックを乗り切った「江戸の危機管理術」とは

『江戸幕府の感染症対策 なぜ「都市崩壊」を免れたのか』歴史家の安藤優一郎さんの歴史読み物、『江戸幕府の感染症対策 なぜ「都市崩壊」を免れたのか』(集英社新書)をご恵贈いただきました。歴史家である著者は、江戸時代の社会や経済、政治の仕組みを、...
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医学館で働き学ぶ、佐保の薬膳料理が疲れた心と体を癒す

『お江戸やすらぎ飯 芍薬役者』鷹井伶(たかいれい)さんの文庫書き下ろし時代小説、『お江戸やすらぎ飯 芍薬役者(しゃくやくやくしゃ)』(角川文庫)を献本いただきました。本書は、医学館で働きながら医学を学ぶ少女・佐保が、体に不調を抱える人たちを...
ブックガイド

『文蔵 2020.7・8』の特集は、「医療小説」の進化を追え!

『文蔵 2020.7・8』(PHP研究所・PHP文芸文庫)の特集は、ミステリから人間ドラマ、時代小説まで 「医療小説」の進化を追え! です。特集では、文芸評論家の末國善己さんが、「危機の現代」こそ読むべき名作15選と題して、感染症や医療への...