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市井人情

市井人情

青年剣客と船宿女将の恋と捕物と御家騒動

青春小説や探偵小説など現代もので活躍されている作家の樋口有介の初の時代小説、『変わり朝顔 船宿たき川捕り物暦』が祥伝社文庫より復刊され、入手しました。本作は2004年に筑摩書房で単行本『船宿たき川捕物暦』として刊行されたあと、ちくま文庫から...
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「2019年11月の新刊 下」をアップ

2019年11月21日から11月30日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2019年11月の新刊 下」を掲載しました。今回は、2カ月連続で角川文庫から刊行される、千野隆司さんの文庫書き下ろし時代小説シリーズの第2作、『新・入り...
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脱藩さむらい又十郎、船宿で包丁稼業を始める

金子成人(かねこなりと)さんの文庫書き下ろし時代小説、『脱藩さむらい 抜け文』(小学館文庫)を入手しました。人気シリーズ「付添い屋・六平太」の新作刊行が間遠になって淋しい中、著者の別シリーズの「脱藩さむらい」第3弾が刊行されました。藩の身勝...
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何でも三十八文の江戸の百均、看板娘お瑛の細腕繁盛記

梶よう子さんの人情時代小説、『五弁の秋花 みとや・お瑛仕入帖』(新潮文庫)を入手しました。食べ物以外ならなんでも扱う三十八文均一の店、『みとや』を、お瑛と長太郎の兄妹が切り盛りする、人情繁盛記「みとや・お瑛仕入帖」の第二弾です。二人は、文化...
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「ぼろ鳶組」エピソード1。黄金世代の火消に刮目せよ

今村翔吾さんの文庫書き下ろし時代小説、『黄金雛(こがねびな) 羽州ぼろ鳶組 零』(祥伝社文庫)を紹介します。羽州新庄藩火消頭・松永源吾と彼の率いる火消組「ぼろ鳶組」が、江戸の火事に立ち向かう痛快時代エンターテインメントには、エピソード1と呼...