シェア型書店「ほんまる」で、「時代小説SHOW」かわら版を無料配布

市井人情

市井人情

極上の時代小説をごちそうさま

今朝のめざましTVを見ていたら、山田洋次さんの時代劇第三弾「武士の一分」は木村拓哉さん主演に決まった。今回の原作も藤沢周平さんで、『隠し剣秋風抄』に収録された短編「盲目剣谺返し(もうもくけんこだまがえし)」だそうだ。 新装版 隠し剣秋風抄 ...
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勘当息子と死一倍

『狐釣り』を読了。『おすず』『水雷屯(すいらいちゅう)』に続く杉本章子さんの「信太郎人情始末帖」の第三弾で、人情話と捕物帳の二つの要素が堪能でき、お気に入りのシリーズの一つだ。連作形式で、一話一話がオリジナリティがあってワクワクしながら読み...
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江戸東京博物館と都民の日

両国の江戸東京博物館を訪れた。入場券を買おうとチケット売り場に行ったら、「都民の日」で無料で入場できて得した気分。館内はいつもの倍ぐらいの人出で少し込んでいたが、閲覧には支障はなかった。 実物大の芝居小屋・中村座や棟割長屋、日本橋など見どこ...
市井人情

遠山の金さんの懐刀

えとう乱星さんの『裏小路しぐれ傘』を入手。主人公は、北町奉行遠山景元(ご存知、遠山の金さん)の懐刀、御厨新三郎。与力を辞して息子の恭太郎に家督を譲り、時雨と名前を変えて裏長屋で気ままな一人暮らしを始める。そんな折、日本橋と内藤新宿で辻斬りが...
ブックガイド

朝日新聞の時代小説特集

今朝の朝日新聞の別刷「be Extra BOOKS」で、時代小説を大々的に特集していた。作家の浅田次郎さんと女優の中江有里さんが時代小説をテーマに対談されていて、興味深く記事を読んだ。とくに中江さんは藤沢周平さんの『驟り雨』や『海鳴り』など...