シェア型書店「ほんまる」で、「時代小説SHOW」かわら版を無料配布

市井人情

剣豪

「密命」第13弾は伊勢、柳生

『追善 密命・死の舞』を入手した。佐伯泰英の代表シリーズ「密命」シリーズの第13弾である。帯に「佐伯泰英、恐るべし」と文芸評論家の縄田一男さんの解説の言葉がキャッチコピーになっていた。その中で二人が対談されたときの話が書かれていた。 先日、...
市井人情

リストラ男と『いっぽん桜』

通勤の電車の中で、山本一力さんの『いっぽん桜』を読み始めた。山本さんというと、深川を舞台にした人情時代小説の名手として知られるが、表題作の舞台も深川である。 主人公の長兵衛は門前仲町の口入屋(奉公人の斡旋業)井筒屋の番頭で、五十四の歳まで四...
市井人情

進化・深化・親化する「慶次郎縁側日記」

北原亞以子さんの『隅田川』を読んだ。「慶次郎縁側日記」シリーズの第6弾にあたる本書。先に読んだ家族の評では「面白くなくなった」と聞き、「あれ? そんな筈は……」と思い、読み始めた。 本書で描かれるのは、筆屋で万引きを繰り返す少年たち、商人の...
市井人情

慶次郎縁側日記と根岸

先週金曜日よりNHK金曜時代劇で「慶次郎縁側日記2」の放送(連続10回)が始まったが、またしても初回を見逃してしまう。高橋英樹さんが主演のシリーズだが、脇を固める遠藤憲一さん(手先の辰吉役)、石橋蓮司さん(寮の飯炊き・佐七役)の演技がとくに...
お知らせ

隠居生活と「大人のブログ探訪」

日経BP社の「セカンドステージ」の「大人のブログ探訪」で、「ほぼ日刊時代小説SHOW」のことを掲載していただいた。このサイトは、今年6月からプレオープンした45歳以上の方をメイン読者とした「おとな」向け生活設計サイト。 子どもの独立、近づく...