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市井人情

市井人情

ジーンと心が温かくなる珠玉の時代小説

安住洋子(あずみようこ)さんの『しずり雪』を読んだ。切なくて、それでいて後に心温まる余韻を残す時代小説に出合い、今、とてもいい気分である。 しずり雪 (小学館文庫) 作者: 安住洋子 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2007/01/0...
ユーモア

笑いで世直し、落語に題材をとった時代小説

南伸坊さんの装画にひかれて、六道慧(りくどうけい)さんの『明烏(あけがらす)』を読んだ。 いろは双六屋 明烏 (徳間文庫) 作者: 六道慧 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: 2006/08 メディア: 文庫 クリック: 1回 この商品...
市井人情

関前だから「鯖雲」?

佐伯泰英さんの『鯖雲ノ城』を読んだ。『野分ノ灘』と同時刊行された「居眠り磐音 江戸双紙」シリーズの第21弾だ。われらが坂崎磐音はおこんさんと一緒に、故郷の豊後関前に到着。明和九年(1772)に起こった悲劇以来五年、藩を離れてから二度目の帰郷...
剣豪

心優しき時代小説ヒーロー、居眠り磐音

佐伯泰英さんの『野分ノ灘』を読み始めた。「居眠り磐音江戸双紙」シリーズの第20作目になる。佐伯さんの数多いシリーズの中でも、最も巻数が多く、発行部数も350万部突破という超人気シリーズである。 野分ノ灘 ─ 居眠り磐音江戸双紙 20 (双葉...
剣豪

勢いが止まらない「居眠り磐音江戸双紙」

今朝、何気なくTVを見ていてビックリした。おばあちゃんの語りで始まる、佐伯泰英さんの「居眠り磐音江戸双紙」シリーズ最新作『野分ノ灘』『鯖雲ノ城』のスポットCMだった。朝刊にも大きなスペースで新刊告知があり、メディアミックスによるプロモーショ...