剣豪 「磐音の不覚」が面白くしている 佐伯泰英さんの『梅雨ノ蝶』を読んでいる。金杉惣三郎、清之助、赤目小籐次、政次ら、佐伯作品のヒーローたちは、物語が進むごとに強くなりすぎるというか、偉くなりすぎていく。ゲームと同じように、次々に敵を倒すうちに強くなっていくわけで、勧善懲悪ぶり... 剣豪市井人情江戸痛快
剣豪 秋の雨と『梅雨ノ蝶』 秋の雨の日、佐伯泰英さんの『梅雨ノ蝶』を読み始めた。「居眠り磐音 江戸双紙」シリーズの第19作目にあたる。佐伯さんのシリーズの中で一番筆が進んでいる。書き下ろしなので、発売時期と物語の季節を合わせてもらえると、より作品との一体感が深まる気が... 剣豪市井人情江戸痛快
幕末維新 幕末上海を舞台にした冒険小説 白石一郎さんの『生きのびる』を読み始めた。「横浜異人街事件帖」の第二弾にして、完結編になる作品だ。主人公の衣笠卯之助は、元南町奉行所定町廻り同心で、今は横浜で沖人足をするかたわら、神奈川奉行所与力塩田正五郎に頼まれて岡っ引きを務めている。横... 2019.12.20 幕末維新捕物痛快
剣豪 「密命」ファミリーに新しいヒーローが 佐伯泰英さんの『無刀 密命・父子鷹』を読んだ。タイトルから連想されるとおり、今回、金杉惣三郎と清之助の父子は、柳生新陰流の故郷、柳生の地の正木坂道場に滞在する。無刀―密命・父子鷹〈巻之十五〉 (祥伝社文庫)作者: 佐伯泰英出版社/メーカー:... 剣豪江戸痛快
剣豪 佐伯泰英時代小説1000万部突破 佐伯泰英さんの『無刀 密命・父子鷹』を読み始めた。金杉惣三郎、清之助父子が活躍する「密命」シリーズの第15弾である。その帯を見てちょっと驚いた。佐伯さんの時代小説が1000万部を突破したという。無刀―密命・父子鷹〈巻之十五〉 (祥伝社文庫)... 剣豪江戸痛快