2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

痛快

市井人情

安倍晴明の式神を祖とする譜代陰陽師

江戸から離れて京を舞台とした時代小説が読みたくなって、久々に澤田ふじ子さんの『狐官女(きつねかんじょ)』を読んだ。『大盗の夜』『鴉婆』に続く「土御門家・陰陽事件簿」シリーズの第三弾である。狐官女 土御門家・陰陽事件簿(三) (光文社文庫)作...
ドラマ

『密命』榎木孝明さん主演でTV時代劇化

佐伯泰英さんの「密命」シリーズが、4月よりテレビ東京系で時代劇化されるそうだ。「密命 寒月霞斬り!(仮)」(4月18日スタート、金曜・午後8時)で、主人公の金杉惣三郎役は榎木孝明さん。大御所の俳優さんの起用でなく、原作のイメージに近いキャス...
ブックガイド

「居眠り磐音」シリーズのガイドブック

佐伯泰英さんの大人気シリーズ「居眠り磐音」シリーズ、待望のガイドブック『「居眠り磐音 江戸双紙」読本』をが発売になり、ようやく入手した。これで、『「密命」読本』、『「鎌倉河岸捕物控」読本』と3大シリーズにそれぞれガイドブックが発行された形に...
剣豪

十両以上盗めば死罪―「十両首」

曽田博久さんの『十両首』を読む。『千両帯』『万両剣』に続くシリーズ第三弾。講武実用流・平山行蔵の最後の弟子で、二十歳にして武芸十八般すべてに目録を得た貧乏御家人の三男坊・柘植新三郎が活躍する時代小説。十両首―新三郎武狂帖 (時代小説文庫)作...
剣豪

磐音とおこんの祝言と五人の刺客

シリーズ660万部を超えた、超人気時代小説「居眠り磐音 江戸双紙」の第24巻『朧夜ノ桜(ろうやのさくら)』を読んだ。朧夜ノ桜 ─ 居眠り磐音江戸双紙 24 (双葉文庫)作者: 佐伯泰英出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2008/01/10...