中国 マンガ、ゲーム、小説、伝説の三国志から、リアルの世界へ この週末、上野公園にある東京国立博物館平成館で開催中の、「特別展 三国志 Three Kingdoms Unveiling the Story」を見てきました。当日は梅雨寒で雨の中にもかかわらず、20分の入場規制が敷かれる盛況ぶりでした。後... 2019.07.15 中国資料館・美術館
中国 『血涙』―「義」という言葉の重さを再認識 「愛し合ってるかい?」の言葉をいつも投げかけていた、ロッカーの忌野清志郎さんは亡くなってしまった。訃報に触れて、かつて何度も聞いた歌が流れ、生前の映像が流されると、切なくなってしまう。合掌。清志郎さんのおかげかどうかはともかく、今、日本には... 中国
中国 『楊家将』―北方中国時代小説に魅了される 北方謙三さんの『楊家将(ようかしょう)』上・下巻を読んだ。第38回吉川英治文学賞受賞作で、折紙つきの名作であることは疑う余地はないが…。時代小説愛好家の私としては、中国時代小説は守備範囲外で、北方さんには南北朝や江戸時代を舞台にした作品を書... 中国
中国 古代中国を舞台にした時代小説―『孫子伝』 塚本青史(つかもとせいし。正しい表記は「塚」の字には点が付いていて、「青」の下の部分は円の字である)さんの『孫子伝』を読む。孫子とは、中国の春秋時代の末期(紀元前6世紀後半)に活躍した、兵法家の孫武の尊称。この物語は、斉(せい)出身の孫武が... 2022.09.05 中国人物
中国 富貴花と累卵の戯 森福都さんの『長安牡丹花異聞 (文春文庫)』を読み終える。唐の都・長安に住む、利発な少年黄良は病の母のために、夜に輝く牡丹を発明する。唐代、花といえば富貴花、すなわち牡丹のことを指し、一株の牡丹に数万銭を費やすものもいた。混血の偉丈夫崔融と... 中国時代小説