2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

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サムライの時代の終焉に、天はこの男・河井継之助を選んだ

秋山香乃さんの長編歴史時代小説、『龍が哭く 河井継之助』(PHP文芸文庫)を入手しました。河井継之助(かわいつぎのすけ)は、幕末の越後長岡藩の家老でした。その半生は、司馬遼太郎さんの『峠』でドラマティックに描かれたことにより、全国的に知られ...
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咸宜園塾主で詩人・広瀬旭荘の生き様と夫婦愛を描く

葉室麟さんの長編時代小説、『雨と詩人と落花と』(徳間文庫)を入手しました。文化二年(1805)に、儒学者で詩人の広瀬淡窓(たんそう)によって天領の豊後国日田に全寮制の私塾・咸宜園(かんぎえん)は創立されました。本書は、淡窓の弟で咸宜園の二代...
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女子教育の先駆けとなった津田梅子と津田仙の生涯

『梅と水仙』|植松三十里植松三十里(うえまつみどり)さんの長編小説、『梅と水仙』(PHP研究所)を紹介します。本書は、新五千円札の肖像に決まり注目される、津田塾大学の創設者津田梅子とその父・仙の波瀾万丈の生涯を描いた歴史時代小説です。佐倉藩...
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乱世の無常を悟った、『方丈記』作者、鴨長明の生涯を描く

梓澤要(あずさわかなめ)さんの長編歴史時代小説、『方丈の孤月 鴨長明伝』(新潮社)を入手しました。本書は、「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。 淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。」で始...
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「2020年1月の新刊 上」をアップ

2020年1月1日から1月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年1月の新刊 上」を掲載しました。早いもので今年も大晦日を迎え、明日からは新しい年2020年を迎えます。今回は、PHP文芸文庫から刊行される、秋山香乃...