2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

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鎌倉幕府を倒し、室町幕府を作った、足利尊氏と直義の愛憎劇

『足利兄弟』岡田秀文さんの長編歴史時代小説、『足利兄弟』(双葉文庫)を入手しました。コロナ禍の影響で、NHKテレビで、かつて放映された大河ドラマの名場面集の放送が始まりました。「麒麟がくるまでお待ちください 戦国大河ドラマ名場面スペシャル」...
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乱世の梟雄、松永久秀のイメージを一変させる歴史エンタメ

『じんかん』今村翔吾さんの長編時代小説、『じんかん』(講談社)を紹介します。戦国武将の松永弾正久秀は、仕えた三好家を滅ぼし、天下の将軍足利義輝を暗殺し、東大寺の大仏殿を焼き尽くしたことから、織田信長をして、「この男、人がなせぬ大悪を一生の内...
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琳派の図案家、江戸の天才絵師・伊藤若冲の素顔に迫る

『遊戯神通 伊藤若冲』河治和香(かわじわか)さんの長編時代小説、『遊戯神通(ゆげじんづう) 伊藤若冲』(小学館文庫)を献本いただきました。著者は、2003年、伊豆韮山代官江川太郎左衛門の手代の娘と、咸臨丸に乗船することになる男との恋を描いた...
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戦国一の極悪人・松永久秀は時代が求めたヒーローなのか

『じんかん』今村翔吾さんの長編時代小説、『じんかん』(講談社)を入手しました。本書の主人公は、松永久秀。松永弾正の名でも知られています。仕えた主人を殺し、天下の将軍を暗殺し、東大寺の大仏殿を焼き尽くしたことから、織田信長をして、「この男、人...
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「2020年6月の新刊(単行本)」をアップ

2020年6月1日から6月30日の間に、単行本(ソフトカバー含む)で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年6月の新刊(単行本)」を掲載しました。今月は、中央公論新社から刊行される、吉川永青(よしかわながはる)さんの『憂き夜に花を』を...