2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

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二月二十六日に思い出す歴史小説、『雪つもりし朝』

「二月二十六日」になるといつも、1936年(昭和11年)2月26日に、天皇親政を目指す、陸軍の青年将校らが起こしたクーデター未遂事件、二・二六事件を思い出します。私が生まれるずっと前の、戦前の出来事ですが、学生時代に教科書で学んで以来、強烈...
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頼朝、頼家、実朝、大姫…、源将軍家の闇に光を当てた連作集

『黄蝶舞う』|浅倉卓弥|PHP文芸文庫浅倉卓弥(あさくらたくや)さんの時代小説集、『黄蝶舞う』(PHP文芸文庫)を入手しました。2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、平安末から鎌倉前期を舞台にしています。ドラマを楽しむために、源...
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「2021年2月下旬の新刊(文庫)」をアップ

『天翔ける』|葉室麟|角川文庫2021年2月21日から2月末日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2021年2月下旬の新刊(文庫)」を掲載しました。今回は、葉室麟さんの長編歴史時代小説、『天翔ける』(角川文庫)を取り上げてみま...
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「載舟覆舟」の旗の下、秋田を統一した智将・安東愛季の生涯

『斗星、北天にあり 出羽の武将 安東愛季』|鳴神響一|徳間文庫鳴神響一さんの長編歴史時代小説、『斗星、北天にあり 出羽の武将 安東愛季』(徳間文庫)をご恵贈いただきました。本書は、戦国時代、出羽国北部を治めた安東愛季(ちかすえ)の生涯を描い...
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江戸城を築き、大乱の関東を駆け抜けた驍将・太田道灌の生涯

『騎虎の将 太田道灌 上・下』|幡大介|徳間文庫幡大介(ばんだいすけ)さんの長編時代小説、『騎虎の将 太田道灌 上・下』(徳間文庫)を入手しました。先日、『足利の血脈 書き下ろし歴史アンソロジー』を読んで、鎌倉公方家についてざっくりと歴史が...