痛快 『くらまし屋稼業』を入手 今村翔吾さんの文庫書き下ろし時代小説、『くらまし屋稼業』(角川春樹事務所・時代小説文庫)を入手しました。江戸火消の世界を描いた時代小説「羽州ぼろ鳶組」が大好評の今村翔吾さんの新シリーズです。「この江戸には大金さえ払えば、神隠しのように姿をけ... 2020.01.25 痛快闇仕事
捕物 憎みきれない、妖怪鳥居耀蔵の密偵太十 早瀬詠一郎さんの『早烏(さがらす) 裏十手からくり草紙』を読んだ。勉強不足で恐縮だが、早瀬さんの作品は今回、初めて読んだ。早瀬さんは、『萩大老』で200年に小説家デビューするかたわら、“岡本紋弥”の名をもつ古典浄瑠璃新内の太夫で、脚本家・放... 捕物江戸闇仕事
江戸 火盗改め長谷川平蔵も登場する、面白時代小説 楠木誠一郎(くすのきせいいちろう)さんの『逃がし屋 もぐら弦斎手控帳』を読んだ。楠木さんというと、10年ほど前に、明治の文化人・宮武外骨を探偵役にした、『帝都奇譚 紅蓮の密偵』を興味深く読んだことがあり、気になっていた作家の一人である。逃が... 2019.11.23 江戸痛快闇仕事
江戸 「風林火山」ばかりでない甲州 この土日に、山梨県北杜市の高根というところに行ってきた。妻の小学校時代の恩師夫婦が、定年後に八ヶ岳の近くに住まいを構え、田舎生活をしているということで、泊りがけで遊びに伺った。私自身は先生と面識がなく、まったくのおまけの存在だったが、教え子... 2020.01.14 江戸街道・旅闇仕事
戦国 信長時代の間者(スパイ)を描く時代小説 岡田秀文さんの『最後の間者』を読む。先日、読んだ『秀頼、西へ』が面白くて、あらためて岡田作品に注目している。『最後の間者』は、以前に1/4程度読み、投げ出していた本だった。最後の間者 (時代小説文庫)作者: 岡田秀文出版社/メーカー: 角川... 2019.11.24 戦国闇仕事