シェア型書店「ほんまる」で、「時代小説SHOW」かわら版を無料配布

戦国

人物

池波正太郎さんが描く、明智光秀の世界が面白い

2020年大河ドラマ「麒麟がくる」で、斎藤道三の娘、帰蝶(濃姫)(後の織田信長の正妻)役を演じるはずの女優が麻薬取締法違反容疑で逮捕されてしまいました。ドラマで重要な役割を演じることが期待されていただけに残念です。 さて、2019年10月に...
人物

武人の魂を持ち、戦国を生きた絵師海北友松の生涯を描く

葉室麟さんの長篇時代小説、『墨龍賦(ぼくりゅうふ)』(PHP文芸文庫)を献本いただきました。 本書は月刊文庫『文蔵』に連載された後、2017年2月にPHP研究所から単行本として刊行された作品の文庫化です。 海北友松(かいほうゆうしょう)は、...
人物

松阪で蒲生氏郷と本居宣長と三井高利をリスペクト

遅い夏休みをとって、名古屋へ行ってきました。あいにくの雨模様の中、今回は、三重県の松阪市(まつさかし)まで足を延ばしました。 松阪は、名古屋から近鉄特急で70分ほどで、伊勢市の手前となります。ブランド牛肉「松阪牛(まつさかうし)」と、縞柄が...
伝奇

新解釈の本能寺の変。森蘭丸を描くピカレスク小説

ハヤカワ時代ミステリ文庫の創刊第2弾、大塚卓嗣(おおつかたくじ)さんの長編歴史時代小説、『天魔乱丸』(ハヤカワ時代ミステリ文庫)を入手しました。 著者は、『天衝 水野勝成伝』『宮本伊織』『くるい咲き 越前狂乱』など、戦国時代の個性的な武将を...
戦国

信長さえ、いなければ…。翻弄された戦国“脇役”列伝

天野純希さんの戦国時代小説、『信長嫌い』(新潮文庫)を入手しました。 2020年のNHK大河ドラマで明智光秀への関心が高まっています。ドラマでは、織田信長は敵役?として描かれるのでしょうか。 光秀のほかにも、「信長嫌い」の武将たちが少なくあ...