2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

時代

幕末維新

明治維新にタイムスリップしたら

鯨統一郎さんの『タイムスリップ明治維新』を読み終えた。時代小説というよりは歴史SF小説というべき作品か。タイムスリップ明治維新 (講談社文庫)作者: 鯨統一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/07/12メディア: 文庫購入: 1...
幕末維新

女子高生が幕末にタイムスリップ

鯨統一郎(くじらとういちろう)さんの『タイムスリップ明治維新』を読んでいる。『タイムスリップ森鷗外』の続編にあたるSF小説である。作者には、一休さんを探偵役に据えた『金閣寺に密室(ひそかむろ)』などの時代小説もある。タイムスリップ明治維新 ...
作家

『火天の城』の山本兼一さんの取材術

日経BPの「デジタルARENA」を読んでいたら、作家の山本兼一さんのエッセイが掲載されていた。山本さんは、信長の鷹匠を描いた『戦国秘録 白鷹伝』(祥伝社)で注目され、『火天の城』(文藝春秋)で第11回松本清張賞受賞の時代小説の書き手。関係者...
平安

「小説新潮」と山本周五郎賞

「小説新潮」7月号で、山本周五郎賞記念特集をやっていた。第十九回山本周五郎賞は宇月原晴明さんの『安徳天皇漂海記』である。文芸評論家の縄田一男さんによる受賞者インタビューも掲載されている。宇月原さんの作品は、気になりながらも未読。これを機会に...
戦国

文春文庫の新刊より

『桶狭間の勇士』(中村彰彦著、720円)桶狭間の戦いで今川義元の首級を挙げた毛利新介と服部小平太の二人を通して、信長と秀吉を描く歴史長編小説。今川義元を討った信長の家臣の数奇な運命に食指が動く。桶狭間の勇士 (文春文庫)作者: 中村彰彦出版...