2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

時代

伝奇

『安政五年の大脱走』の五十嵐貴久さんのコメント

『安政五年の大脱走』の著者の五十嵐貴久さんご本人から、ブログにコメントをいただいた。安政五年の大脱走 (幻冬舎文庫)作者: 五十嵐貴久出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2005/04/01メディア: 文庫 クリック: 13回この商品を含む...
人物

もっと読みたい、「勝海舟捕物帖」

坂口安吾の『勝海舟捕物帖』を読み終えた。巻末に収録された縄田一男さんの解説によると、 さて、本書『勝海舟捕物帖』は、原題を『明治開化安吾捕物帖』といい、「小説新潮」の昭和二十五年四月号から二十七年八月号にかけて連載された二十話から成る連作で...
捕物

明治を舞台にした捕物小説と雅号

坂口安吾の『勝海舟捕物帖』を読んでいる。冒頭の「読者への口上」で作者により明かされているように、この捕物帖は五段からできている。勝海舟捕物帖 (人物文庫)作者: 坂口安吾出版社/メーカー: 学陽書房発売日: 2006/09メディア: 文庫 ...
ミステリー

京極小説の時代小説性

京極夏彦さんの『邪魅の雫』を読み始めた。京極堂シリーズの待望の新作である。新書判サイズで文字が二段組で800ページに及ぶ大長篇。今回もインパクトのあるブロック本スタイル。組版レイアウトも作者の京極さんが担当されている。邪魅の雫 (講談社ノベ...
捕物

勝海舟の迷探偵ぶりが魅力

坂口安吾さんの『勝海舟捕物帖』を読み始めた。『明治開化 安吾捕物帖』を改題したもので、坂口安吾生誕100年を記念して、人物文庫から刊行された時代ミステリーだ。勝海舟捕物帖 (人物文庫)作者: 坂口安吾出版社/メーカー: 学陽書房発売日: 2...