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時代

市井人情

『御宿かわせみ』明治編、今秋スタート

昨日(3月17日)の朝日新聞夕刊の文化芸能欄、『御宿かわせみ』がいよいよ明治編に突入することが大きく取り上げられていた。朝日新聞の編集委員の由里幸子さんの署名記事で、平岩さんの執筆動機や、挿絵や装画を担当している蓬田やすひろさんのコメントも...
戦国

戦国武士のエリート、母衣衆

司馬遼太郎さんの『功名が辻』を読んでいる。長浜城主となり、京都にも屋敷を構える山内家の門前に捨て子があり、千代と一豊が育てることになるシーンが描かれていた。  ある朝、山内家の京都屋敷で小さな変事があった。  門番が朝、門前を清めるために出...
ドラマ

大河ドラマの原作を考える

今年のNHKの大河ドラマの原作『功名が辻』を読み始めた。司馬遼太郎さんには晩年の国民作家としての偉い人というイメージをもっていて長らく敬遠していた。ようやくここ数年、肩に力を入れずに、司馬作品と向き合えるようになってきた気がする。歳を重ねて...
ドラマ

ランチェスター戦略と「功名が辻」

昨日、日本実業出版社の編集者のNさんの紹介で、ビジネスコンサルタントの福永雅文さんらと飲む機会があった。福永さんは、軍事戦略であり、販売戦略のバイブルとして活用されることが多いランチェスターの法則を普及させることを信条に、「戦国マーケティン...
女性

幕末維新の混乱を描く短篇

牧南恭子さんの『女泣川花ごよみ』を読了。新鋭作家の時代小説作品集だが、期待に違わず面白く読める短篇ばかりだった。 「塩なめ地蔵」 三十年ぶりにかつての教え子が突然現れ、寺子屋の師匠の胸に去来した思いは……。 「田楽屋敷」 田楽屋敷と呼ばれる...