ドラマ 大河ドラマ「天地人」がさらに面白くなる講座 歴史家の安藤優一郎さんは、『幕末下級武士のリストラ戦記』『江戸城・大奥の秘密』などの江戸時代をテーマにした著作で知られている。今年は戦国時代、とくに直江兼続にスポットを当てて講演や著作をされていくそうだ。幕末下級武士のリストラ戦記 (文春新... ドラマ戦国歴史読み物
大正・昭和 C・Wニコルの傑作海洋小説三部作の完結編 C・Wニコルさんの『特務艦隊』を読んだ。本書は、『盟約』『遭敵海域』に続く、日本帝国海軍軍人・銛一三郎(もりいちさぶろう)を主人公とした、海洋小説三部作の完結編である。本作で描かれている時代が大正時代であり、ジャンルでいえば時代小説には含め... 2020.04.24 大正・昭和海洋
城 北條氏の河越城の合戦を描く歴史時代小説 海道龍一朗(かいとうりゅういちろう)さんの『北條龍虎伝』を読んだ。2006年7月に新潮社より刊行された『後北條龍虎伝』を文庫化にあたり、改題したものだ。徳川家の前に江戸(武蔵国)を統治していたのは北條家である。しかし、長年、東京に住み、箱根... 城戦国
ミステリー 若き日の大隈重信の姿を活写 渡辺房男(わなたべふさお)さんの『円を創った男 小説・大隈重信』を読んだ。渡辺さんに注目したのは、『ゲルマン紙幣一億円』を読んでからである。明治政府が発行した紙幣・明治通宝(ドイツの会社が印刷したことから通称ゲルマン紙幣と呼ばれた)の精巧な... ミステリー明治経済
明治 明治をしたたかに生き抜いた元・御家人の記録 安藤優一郎さんの『幕末下級武士のリストラ戦記』を読んだ。幕末に幕府御徒を務めた山本政恒(やまもとまさひろ)の自分史本「政恒一代記」をベースに、その生涯をなぞり、敗者の視点から幕末・明治をとらえた歴史読み物。幕末下級武士のリストラ戦記 (文春... 明治武家歴史読み物