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明治

捕物

明治を舞台にした捕物小説と雅号

坂口安吾の『勝海舟捕物帖』を読んでいる。冒頭の「読者への口上」で作者により明かされているように、この捕物帖は五段からできている。 勝海舟捕物帖 (人物文庫) 作者: 坂口安吾 出版社/メーカー: 学陽書房 発売日: 2006/09 メディア...
捕物

勝海舟の迷探偵ぶりが魅力

坂口安吾さんの『勝海舟捕物帖』を読み始めた。『明治開化 安吾捕物帖』を改題したもので、坂口安吾生誕100年を記念して、人物文庫から刊行された時代ミステリーだ。 勝海舟捕物帖 (人物文庫) 作者: 坂口安吾 出版社/メーカー: 学陽書房 発売...
市井人情

『御宿かわせみ』明治編、今秋スタート

昨日(3月17日)の朝日新聞夕刊の文化芸能欄、『御宿かわせみ』がいよいよ明治編に突入することが大きく取り上げられていた。朝日新聞の編集委員の由里幸子さんの署名記事で、平岩さんの執筆動機や、挿絵や装画を担当している蓬田やすひろさんのコメントも...
幕末維新

明治の改暦と西洋定時法

浅田次郎さんの『五郎治御始末』に収録された短篇「西を向く侍」と「遠い砲音」は、明治五年から明治六年にかけて行われた旧暦(太陰太陽暦)から西洋暦(グレゴリオ暦)への改暦と、西洋定時法採用をテーマにした作品である。 知識としては、明治初年に旧暦...