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明治

捕物

明治の「かわせみ」を読む

『華族夫人の忘れもの』が発売されたのを機に、遅ればせながら、『新・御宿かわせみ』を読んだ。江戸の「御宿かわせみ」の最終巻である、『浮かれ黄蝶(うかれきちょう)』も読んでいなかったこともあるが、登場人物たちの変貌ぶりに、幕末維新の激動ぶりを改...
明治

明治時代の江戸ブーム

歴史家の安藤優一郎さんの『幕臣たちの明治維新』を読んだ。江戸研究のスペシャリストである安藤さんがタイトルに明治とつく読み物を出されると聞いて、専門の範囲を広げられたのかと思い、最初はいささか奇異な印象を持った。幕臣たちの明治維新 (講談社現...
捕物

明治を舞台にした『幕末あどれさん』の続編

何ともウカツだった。松井今朝子さんの『銀座開化おもかげ草紙』を読んでいたが、終章近くまで『幕末あどれさん』の続編であることに気づかなかった。読み始めたときから、主人公久保田宗八郎の名前とキャラクター設定に、どこかなじみがあるような既視感を抱...
明治

江戸文化歴史検定前に、なぜか気になる明治のこと

江戸文化歴史検定の受検票が届いたからだろうか、もっと江戸の勉強をしなきゃという強迫観念に駆られる。1級の公式テキストである『江戸博覧強記』がまだ1/3ぐらいしか読めていないことも焦りの原因かもしれない。江戸博覧強記 上級編 (江戸文化歴史検...
市井人情

骨董を題材に文明開化の京を描く

火坂雅志さんの『骨董屋征次郎京暦』を読んだ。火坂さんは、2009年のNHK大河ドラマの原作者として注目されていて、戦国時代のヒーローを主人公にした傑作歴史時代小説を多く書かれている。歴史上の人物に現代的な視点からスポットを当ててドラマティッ...