2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

平安

幕末維新

旬で読み得!2019年を代表する短編時代小説ベスト11

『時代小説 ザ・ベスト2020』日本文藝家協会編による短編歴史時代小説アンソロジー、『時代小説 ザ・ベスト2020』(集英社文庫)を入手しました。2016年度版から、毎年刊行されている、集英社文庫オリジナルの「時代小説 ザ・ベスト」シリーズ...
伝奇

滝夜叉、酒吞童子、坂田金時、晴明。オールスター平安絵巻

『童の神』今村翔吾さんの長編時代小説、『童の神』(ハルキ文庫・時代小説文庫)を入手しました。デビューから3年で、早くも著作累計100万部突破という、飛ぶ鳥を落とす勢いの著者。第10回角川春樹小説賞を受賞し、第160回直木賞の候補作となった、...
伝奇

源義経と巴、木曾義仲が、血吸い鬼との決死の総力戦に挑む

『源平妖乱 信州吸血城』武内涼さんの時代小説書き下ろしシリーズ、『源平妖乱 信州吸血城』(祥伝社文庫)を入手しました。『不死鬼(ふしき) 源平妖乱』に続く、平安末期・源平時代を舞台に、血吸い鬼(吸血鬼)と、人に仇なす鬼を狩る、影御先(かげみ...
ミステリー

「源氏物語殺人事件」で、紫式部と清少納言が推理比べ

『薫大将と匂の宮』岡田鯱彦(おかだしゃちひこ)さんの長編時代ミステリ、『薫大将と匂の宮』(創元推理文庫)を入手しました。本書は、『源氏物語』の主人公光源氏ゆかりの二人の貴公子、薫大将と匂の宮が織りなす物語「宇治十帖」の世界を舞台にした、平安...
ブックガイド

『文蔵 2020.4』は「後宮小説」に見る、人の光と闇

『文蔵 2020.4』(PHP研究所・PHP文芸文庫)のブックガイドは、そこは華やかで、愛憎渦巻く世界 後宮小説」に見る、人の光と闇 です。ブックガイドでは、ファンタジー、SF、ライトノベルの書評家として活躍されている三村美衣さんが、少女小...