2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

平安

単行本

平安時代の富士山噴火で、大災害に遭った人々の苦悩と奮闘を描く

『赫夜』|澤田瞳子|光文社澤田瞳子(さわだ・とうこ)さんの歴史小説、『赫夜』(光文社)をご紹介します。2024年、元日の能登半島地震は、正月の浮かれた気分を一掃する出来事でした。あれから1年が経ち、被災地の復興の遅れが気になる中、私たちには...
人物

【新着本】佐藤雫『行成想歌』――「光る君へ」ロスの君へ

行成想歌|佐藤雫|光文社佐藤雫(さとう・しずく)さんの『行成想歌(ゆきなりそうか)』(光文社)が新たに本棚に加わりました。著者は、2019年、鎌倉三代将軍・源実朝を描いた『言の葉は、残りて』で、第32回小説すばる新人賞を受賞してデビューした...
人物

【新着本】中路啓太さんの『新皇将門』

新皇将門|中路啓太|光文社中路啓太(なかじ・けいた)さんの歴史時代小説『新皇将門(しんのうまさかど)』(光文社)を紹介します。著者の中路啓太さんより、11月末から「ほんまる」日本歴史時代作家協会の棚で開催される「平安本」フェアに出品されるサ...
ミステリー

「源氏物語」に呼応した殺人事件。謎を解くのは清少納言

『清少納言なぞとき草紙』|有馬美季子|徳間文庫有馬美季子(ありま・みきこ)さんの最新文庫書き下ろし平安時代小説、『清少納言なぞとき草紙』(徳間文庫)のご紹介です。有馬さんは、「はないちもんめ」シリーズ(祥伝社文庫)や「はたご雪月花」シリーズ...
人物

「時代小説★2024年11月の新刊情報(単行本)」を公開

『新皇将門』|中路啓太|光文社2024年11月1日から11月末日の間に、単行本(ソフトカバー含む)で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2024年11月の新刊(単行本)」を掲載しました。今月の注目作は、中路啓太(なかじ けいた)さんによる『...