2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

幕末維新

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焼きものと時代小説

幸田真音さんの『あきんど 絹屋半兵衛』を読んでいる。彦根で磁器の製造販売を起業する絹屋半兵衛とその妻・留津を描く時代小説で、現在の起業に通ずるところが多く、興味深い。さて、焼きもの(作陶)をテーマにした時代小説というと、いくつか思い出される...
幕末維新

幸田真音さんと近江商人

昨日4月9日の17時30分ごろから19時30分ごろにかけて、「時代小説SHOW」< >のサイトが、サーバーが不安定になる不具合が発生しました。その間、アクセスされた方には大変ご迷惑をおかけしました。お詫びいたします。さて、幸田真音さんの『あ...
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幕末維新の混乱を描く短篇

牧南恭子さんの『女泣川花ごよみ』を読了。新鋭作家の時代小説作品集だが、期待に違わず面白く読める短篇ばかりだった。「塩なめ地蔵」三十年ぶりにかつての教え子が突然現れ、寺子屋の師匠の胸に去来した思いは……。「田楽屋敷」田楽屋敷と呼ばれる上屋敷の...
女性

市井小説には深川が似合う

牧南恭子さんの『女泣川花ごよみ』を読んでいる。深川を東西に流れる小名木川沿いに暮らす人々を描いた八編の短篇を収録した作品集である。初めて読む作家の方なので、どんな展開になるのか手探りで読み進めている。「花筏(はないかだ)」中川船番所の下役人...
幕末維新

桜田門外の変と仇討ち

浅田次郎さんの短篇に、「柘榴坂の仇討」(『五郎治殿御始末』収録)がある。桜田門外の変によって、人生が大きく変わった二人の武士の明治維新後を描いた作品である。ちなみに柘榴坂(ざくろざか))は、高輪にあった久留米藩下屋敷と薩摩藩下屋敷の間の坂道...