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江戸

単行本

夏の思い出が一生の宝物に。子どもに読んでほしい時代小説

『夏がいく』|伊多波碧|理論社おとないちあきさんの表紙イラストで、幼い日の祭りの記憶が蘇ってきて、郷愁を誘われます。伊多波碧(いたばみどり)さんの『夏がいく』(理論社)は、小学校高学年以上向けに書かれた児童書です。江戸時代の旅籠を舞台にして...
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「時代小説●2024年6月下旬の新刊情報(文庫)」をアップ

『長屋の仇討ち 大江戸秘密指令5』|伊丹完|二見時代小説文庫2024年6月21日から6月30日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2024年6月下旬の新刊(文庫)」を掲載しました。今月は中旬までに主な出版社から文庫が刊行された...
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堀切村の花菖蒲で「義兄にもちょっかいは無用にて」の急展開

『義妹にちょっかいは無用にて(3)』|馳月基矢|双葉文庫馳月基矢(はせつきもとや)さんの時代小説シリーズ、『義妹にちょっかいは無用にて(3)』(双葉文庫)を紹介します。刊行時(2024年4月)に読んだのですが、バタバタしていてアップできず、...
女性

ここは人生の雨宿りをする場所。女たちの縁切寺、徳川満徳寺

『虹を待つ 駆け込み寺の女たち』|遠藤彩見|集英社文庫江戸の縁切寺といえば、鎌倉の東慶寺が有名で、いろいろな作家によって、時代小説でも何度も描かれています。遠藤彩見さんの初の時代小説、『虹を待つ 駆け込み寺の女たち』(集英社文庫)は、もうひ...
ミステリー

稀代の数寄者の瓢仙と怪談売りの銀次の痛快もののけ譚、開幕

『うろうろ舟 瓢仙ゆめがたり』|霜島けい|光文社文庫生来の怖がりで、お化け屋敷が苦手で入ったことがありません。お金を払ってまで、怖い思いをする気が知れません。さて、霜島けいの新シリーズ、『うろうろ舟 瓢仙ゆめがたり』(光文社文庫)は、稀代の...