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人物

徳川家臣団の重臣・牧野一族と戦国三河がわかる、波瀾の物語

『渦巻いて 三河牧野一族の波瀾(上)』|岩瀬崇典|文芸社 岩瀬崇典(いわせたかのり)さんの歴史小説、『渦巻いて 三河牧野一族の波瀾(上)』(文芸社)をご紹介します。 2023年のNHK大河ドラマでは徳川家康が主人公となり、井原忠政さんの「三...
ブックガイド

『文蔵2022.1・2』ブックガイドは「ものづくり」小説

『文蔵2022.1・2』|PHP文芸文庫 『文蔵2022.1・2』(PHP研究所・PHP文芸文庫)のブックガイドは、職人たちの技に驚嘆! 「ものづくり」小説を堪能しよう です。 「ものづくり」小説って何?と読み進めたら、文芸評論家の細谷正充...
ミステリー

今村翔吾さん、米澤穂信さんらの5作が第166回直木賞候補に

12月17日(金)、第166回直木三十五賞(公益財団法人日本文学振興会主催)の候補作品5作品が発表されました。 歴史時代小説では、今村翔吾さんの『塞王の楯(さいおうのたて)』(集英社)と米澤穂信さんの『黒牢城(こくろうじょう)』(KADOK...
単行本

関ヶ原前夜、大津城で。最強の「楯」と至高の「矛」が対決

『塞王の楯』|今村翔吾|集英社 今村翔吾さんの長編歴史小説、『塞王の楯』(集英社)を紹介します。 本書を手にしたとき、学生時代に漢文の授業で習った、「矛盾(むじゅん)」の言葉の由来となった話を思い出しました。 中国の戦国時代、楚の国に、盾と...
ミステリー

荒木村重vs.黒田官兵衛、二人の武将の推理が戦国を動かす

『黒牢城』|米澤穂信|KADOKAWA 米澤穂信さんの長編歴史小説、『黒牢城(こくろうじょう)』(KADOKAWA)を紹介します。 これまで、戦国小説でも籠城ものは重苦しく感じて敬遠していましたが、豊臣二十万に包囲された小田原城を描く佐々木...