2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

文庫

人物

徳川軍団随一の武者、本多平八郎を描くエンタメ歴史時代小説

佐々木功(ささきこう)さんの文庫書き下ろし長編小説、『家康の猛き者たち 三方ヶ原合戦録』(ハルキ文庫)を献本いただきました。著者は、2017年に『乱世をゆけ 織田の徒花、滝川一益』で第9回角川春樹小説賞を受賞しデビュー。天下のかぶき者前田慶...
剣豪

七人の男たちが四百人の軍勢を迎え撃つ、天保時代活劇

木村忠啓(きむらちゅうけい)さんの文庫書き下ろし長編小説、『虹かかる』(祥伝社文庫)を献本いただきました。著者は、2016年に「堀に吹く風」(単行本刊行時に『慶応三年の水練侍』と改題)で、第八回朝日時代小説大賞を受賞しデビューしました。受賞...
人物

日本を愛した、青い目のサムライ、三浦按針の冒険ロマン

仁志耕一郎(にしこういちろう)さんの文庫書き下ろし長編小説、『按針(あんじん)』(ハヤカワ時代ミステリ文庫)を献本いただきました。本書は、江戸幕府開府の頃に、徳川家康に仕えた三浦按針こと、英国人ウィリアム・アダムスの冒険に満ちた半生を描いた...
女性

美味しい料理で吉原遊女屋の人びとを包み込む、大坂女の物語

出水千春(でみずちはる)さんの文庫書き下ろし長編小説、『吉原美味草紙 おせっかいの長芋きんとん』(ハヤカワ時代ミステリ文庫)を献本いただきました。本書はタイトル通り、吉原を舞台にした人情料理時代小説で、作者の時代小説デビュー作です。プロフィ...
ミステリー

「2020年4月中旬の新刊(文庫)」をアップ

2020年4月11日から4月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年4月中旬の新刊(文庫)」を掲載しました。今回は、双葉文庫から刊行される、鳴神響一(なるかみきょういち)さんの『エスパーニャのサムライ 天の女王』を...