2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

日本歴史時代作家協会賞

女性

花形役者の死絵を描くおふゆ。文庫書下ろし新人賞受賞第2作

『牡丹ちる おくり絵師』|森明日香|時代小説文庫森明日香さんは、2022年に、『写楽女(しゃらくめ)』で、第14回角川春樹小説賞を受賞しました。そして、デビュー第2作として発表した『おくり絵師』では、2024年に第13回日本歴史時代作家協会...
単行本

幕末の江戸を駆ける〈運び屋〉の青年を描く痛快エンタメ

『運び屋円十郎』|三本雅彦|文藝春秋先日発表された第13回日本歴史時代作家協会賞の新人賞候補に選ばれた、三本雅彦(みもとまさひこ)さんの時代小説、『運び屋円十郎』(文藝春秋)を紹介します。著者は、2017年に「新芽」で第97回松本清張オール...
日本歴史時代作家協会賞

第13回日本歴史時代作家協会賞(2024年度)が発表されました!

2024年8月19日(月)に、第13回日本歴史時代作家協会賞(2024年度)の受賞作が、主催する日本歴史時代作家協会よりHPで発表されました。●新人賞東圭一(あずまけいいち)さんの『奥州狼狩奉行始末』角川春樹事務所●文庫書き下ろし新人賞森明...
仇討ち

刺客となった少女と人を斬れない旗本の次男坊、二人の必殺旅

『もゆる椿』|天羽恵|徳間書店天羽恵(あまうめぐみ)さんは、2022年に「日盛りの蝉」で第6回大藪春彦新人賞を受賞しました。受賞作「日盛りの蝉」は中編の時代小説です。女郎のおさきは、ある日、楼主に呼ばれ、見知らぬ若き侍・藤岡と仮初めの夫婦を...
ミステリー

撞くか、やめるか? 欲に塗れた人間たちを翻弄する運命の鐘

『無間の鐘』|高瀬乃一|講談社『貸本屋おせん』で第12回日本歴史時代作家協会賞新人賞を受賞した高瀬乃一(たかせのいち)さん。今度は、『無間の鐘』(講談社)で、第13回日本歴史時代作家協会賞作品賞の候補に選ばれました。本書については、新刊刊行...