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作家

お悔やみ

NHK大河ドラマでおなじみ、作家の堺屋太一さん死去

経済評論家、経済企画庁長官でも活躍された、作家の堺屋太一(さかいやたち)さんが、2月8日に多臓器不全のため死去されました。83歳でした。 大阪市出身で、東京大学経済学部卒業後、1960年通商産業省(現経済産業省)入省。1975年、『油断!』...
作家

「2017年10月の新刊 下」をアップ

2017年10月21日から10月31日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2017年10月の新刊 下」を掲載しました。 角川文庫から、新美健(にいみけん)さんの『幕末蒼雲録』が刊行されます。 西南戦争を背景に、警視隊の藤田五郎...
作家

浅間山大噴火前年の怪異探索行と、噴煙に消えた素浪人

芝村凉也(しばむらりょうや)さんの文庫書き下ろし時代小説、『素浪人半四郎百鬼夜行(拾遺) 追憶の翰(ついおくのかん)』が講談社文庫から刊行されました。 火を吐く浅間山で身を挺して闘った榊半四郎と、謎の老人・際野聊異斎、小僧の捨吉の三人組の生...
ブックガイド

武人、密偵、俗人西行から源平の時代を裏読む

火坂雅志さんの『桜と刀 俗人西行』を読了しました。2015年2月に急逝した著者が歴史小説で描きたかった人物、西行の新たな姿に光を当てた、歴史読み物です。 西行は、「漂泊の歌人」「数寄者」として、文化人としての面や聖なる部分から語られることが...
作家

希代のいくさ人、島左近を描く、火坂雅志さんの絶筆となった長編

2015年2月に58歳の若さで亡くなった、火坂雅志さんの絶筆となった力作長編、『左近』上・下がPHP研究所より刊行されました。 大和国を治める筒井家で、その剛直さと胆力を認められて若くして侍大将に取り立てられた島左近。 しかし、永禄二年(1...