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作家

作家

池波正太郎真田太平記館を訪れて

この夏の終わりに、信州上田と松代(まつしろ)を訪ねた。いずれも真田家ゆかりの場所である。旅のきっかけは、5月に観た「池波正太郎の世界展」(世田谷文学館、2004年4月24日~6月13日開催)だ。久々に池波ワールドを満喫した後、ここはやはり池...
作家

「池波正太郎の世界展」を見て

遅れ馳せながら、世田谷文学館の「池波正太郎の世界展」を見てきた。池波正太郎さんは、わたしを時代小説の虜にした恩人の一人である。実を言うと、最初の池波さんの本との出合いは、三大シリーズ(『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』)ではなく...
コラム

「司馬遼太郎展」を見て

後期から晩年にかけての文化人としての活躍ぶりから、どうも司馬遼太郎さんには近寄りがたさを感じていた。そして、司馬さんが伝奇的でエンターテインメント性の強い時代小説から、ビジネスマンの必読の書のような歴史小説へ、著作物を変えていったことで、時...