ミステリー 鈴木英治さんと剣豪小説 文庫書き下ろし剣豪小説で、活躍が著しい作家に、鈴木英治さんがいる。1999年に第1回角川春樹小説賞特別賞を『駿府に吹く風』(単行本刊行時に『義元謀殺』に改題)で受賞し、ハルキ文庫で『飢狼の剣』、『闇の剣』(「勘兵衛」シリーズ)、『水斬の剣』... 2020.01.31 ミステリー作家剣豪江戸
お悔やみ 時代小説家村上元三さん死去 戦後の時代小説をリードした村上元三(むらかみ・げんぞう)さんが6月3日、心不全のため死去された。96歳だった。謹んでご冥福をお祈りします。 作家の長谷川伸さんに師事し、「上総風土記」その他で第12回(昭和15年下半期)直木賞受賞した。『佐々... お悔やみ作家時代小説
作家 司馬遼太郎作品を敬遠していた理由 昨日、時代小説について語る機会があり、司馬遼太郎さんの作品を敬遠していた理由について尋ねられた。(現在は司馬さんを評価し、その作品をちゃんと楽しんでいる) サイトを始めた1996年頃までに、司馬さんが描く歴史上の英傑の行動哲学がビジネスマン... 2019.10.05 作家時代小説
作家 杉本苑子さんと江戸の水 杉本苑子さんの短篇時代小説集『冬の蝉』を読み終える。丁寧な時代考証をベースに、高い物語性で、江戸という時代と場所が堪能できる素敵な作品集である。 「菜摘ます児」 葛西の場所外れにある、お花の茶屋に、突然、鷹狩りの帰途の将軍家治がやってきた。... 2020.05.08 作家市井人情武家江戸
作家 杉本苑子さんの時代小説 時代小説を集中的に読み始めて10数年が経つが、その作品をほとんど読んでいない時代小説家が何人かいる。主義主張があって読書リストから外しているわけではなく、ボタンを掛け違えたように、なぜか読むきっかけがつかめないという事情だ。杉本苑子さんはそ... 2023.02.10 作家市井人情武家江戸