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作家

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野田総理と時代小説

今日、組閣が行われ、認証式を経て、野田内閣がスタートした。 昨日(9月1日)の朝日新聞の天声人語で、野田新総理の好きな小説家として、司馬遼太郎さん、藤沢周平さん、山本周五郎さんの3人を挙げていることに触れていた。 時代小説クラスタとして、こ...
作家

藤沢さんは実はミステリーの名手

藤沢周平作品というと、『蝉しぐれ』など映画化された「海坂藩」を舞台にした武家ものや、庶民の何気ない日常を情感込めて描いた『橋ものがたり』などの市井もので代表されることが多い。 短篇集『闇の穴』の表題作を読んでいると、サスペンスタッチのミステ...
お悔やみ

『蒼火』と『夏の椿』-北重人さんの訃報を知り…

旅行中に読んだ地方紙で、北重人さんの訃報に触れてショックを受けた。8月26日、胃がんのため死去。61歳だった。 北さんは、『夏の椿』で本格デビューし、『蒼火』では第9回(2007年)大藪春彦賞を受賞され、『汐のなごり』で140回(2009年...
ブックガイド

北方謙三さんの時代小説をガイド

今、発売中の『文蔵 2009.2』で「北方謙三「歴史ロマン」の世界」と題して、北方さんの時代・歴史小説の世界を、ご本人へのインタビューを交えて特集していた。北方さんというと、『武王の門』に始まる南北朝時代から題材を採った歴史小説や『三国志』...
お悔やみ

時代小説の名手・泡坂妻夫さんの訃報

「宝引の辰捕者帳」や「夢裡庵先生捕物帳」などの時代小説で知られる、直木賞作家の泡坂妻夫さんが3日、急性大動脈乖離のため75歳で死去した。ペンネームの「あわさかつまお」は、本名の厚川昌男(あつかわ・まさお)のアナグラム(文字の並び替えによる言...