2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

注目

単行本

禁じ手連発! 徳川幕府が編み出したお金集め、あの手この手

『徳川幕府の資金繰り』|安藤優一郎|彩図社歴史家、安藤優一郎さんの歴史読み物、『徳川幕府の資金繰り』(彩図社)をご恵贈いただきました。『大名格差 江戸三百藩のリアル』で、徳川幕府の大名統制の実態を、様々な基準での格付けという視点から解き明か...
人物

未曾有の国難に直面した最後の将軍を描く、新解釈の歴史小説

『徳川最後の将軍 慶喜の本心』|植松三十里|集英社文庫植松三十里(うえまつみどり)さんの文庫書き下ろし歴史小説、『徳川最後の将軍 慶喜の本心』(集英社文庫)をご恵贈いただきました。心情的に佐幕派のせいか、これまで徳川慶喜という人物が苦手でし...
剣豪

「2021年7月下旬の新刊(文庫)」をアップ

『罷免家老 世直し帖1 傘張り剣客』|瓜生颯太|二見時代小説文庫2021年7月21日から7月31日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2021年7月下旬の新刊(文庫)」を掲載しました。月の下旬は、もともと時代小説の出版点数が多...
剣豪

囮になって危険な女盗人退治。若者たちの恋の行方も気になる

『拙者、妹がおりまして(2)』|馳月基矢|双葉文庫馳月基矢(はせつきもとや)さんの文庫書き下ろし時代小説、『拙者、妹がおりまして(2)』(双葉文庫)をご恵贈いただきました。本所相生町に住まう二十三歳の御家人白瀧勇実と、六つ下の妹千紘、白瀧家...
人物

第165回直木賞、澤田瞳子さんが『星落ちて、なお』で受賞

第165回直木三十五賞(日本文学振興会主催)の選考委員会が2021年7月14日(水)都内で開催され、候補作5作品の中から澤田瞳子(さわだとうこ)さんの『星落ちて、なお』と佐藤究(さとうきわむ)さんの『テスカトリポカ』の2作品が受賞作に決まり...