[う] 植松三十里|うえまつみどり|時代小説・作家
静岡市出身。東京女子大学史学科卒。出版社勤務など経て、作家デビュー。
2002年、「まれびと奇談」で第9回「九州さが大衆文学賞」佳作入選。
2003年、『桑港にて』で第27回歴史文学賞受賞。
2009年、『群青』で第28回新田次郎文学賞受賞。『彫残二人』(文庫刊行時に『命の版木』に改題)で第15回中山義秀文学賞受賞。
■時代小説SHOW 投稿記事
『大和維新』|奈良県独立を目指して、明治政府と闘った男の秘話 2018年10月23日
『大正の后 昭和への激動』|大正天皇を支え、平和を希求した貞明皇后の波乱の生涯 2018年10月7日
外国との技術戦争に挑んだ、佐賀藩主鍋島直正を描く|『かちがらす 幕末を読みきった男』 2018年4月22日
白虎隊で生き残り、明治を誇り高く生きた飯沼貞吉の人生|『ひとり白虎 会津から長州へ』 2018年3月18日
維新の先駆け、中山忠光と天誅組の四十日間の光跡を描く|『志士の峠』 2018年1月21日
千の命を助けた、江戸の産科医賀川玄悦の生涯を描く傑作|『千の命』 2017年9月17日
知られざる朝鮮通信使の世界を描く、笑いのち涙の傑作|『千両絵図さわぎ』 2017年5月28日
帝都叛乱!二・二六事件にかかわった五人の物語|『雪つもりし朝 二・二六の人々』 2017年2月4日
戦国を生き抜いた姫君たちを描く傑作アンソロジー|『女城主 戦国時代小説傑作選』 2016年9月19日
戦いなき世を願い、天下人家康を育てた母の波瀾の生涯|『家康の母お大』 2016年8月23日
山あり谷ありの文豪・夏目漱石一家のホームドラマ|『猫と漱石と悪妻』 2016年8月22日
「2016年8月の新刊 中」をアップ|『猫と漱石と悪妻』 2016年8月11日
西郷隆盛を生涯愛した“島妻”愛加那の物語|『愛加那と西郷』 2016年6月7日
一度も真剣を抜かない、並外れた剣豪・斎藤弥九郎の波瀾万丈の物語|『不抜の剣』 2016年5月29日
父のため、国のため世界に通用する生糸を。富岡製糸場誕生秘話|『繭と絆 富岡製糸場ものがたり』 2015年9月8日
戦争終結に奔走し、降伏文書調印を行った重光葵の知られざる物語|『調印の階段 不屈の外交・重光葵』 2015年8月16日
維新には早過ぎた「天誅組」の激闘を描く、植松三十里さんの歴史時代小説|『志士の峠』 2015年4月26日
植松三十里さんの昭和時代小説『調印の階段』に感涙 2012年8月30日
■時代小説ブックガイド 読書リスト
『志士の峠』(中央公論新社) [幕末] ★★★★☆☆
『大奥延命院醜聞 美僧の寺』(集英社・集英社文庫) [武家] ★★★★☆
『調印の階段』(PHP研究所) [昭和] ★★★★☆☆☆
『千姫 おんなの城』(PHP研究所・PHP文芸文庫) [戦国] ★★★★☆
『燃えたぎる石』(角川書店・角川文庫) [幕末] ★★★★☆
『江戸町奉行所吟味控 半鐘』(双葉社・双葉文庫) [捕物] ★★★★☆☆
『江戸町奉行所吟味控 比翼塚』(双葉社・双葉文庫) [捕物] ★★★★☆
■著者のホームページ
歴史時代小説家植松三十里の公式サイト「松の間」
松の間の床の間