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植松三十里|時代小説リスト

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[う] 植松三十里|うえまつみどり|時代小説・作家

静岡市出身。東京女子大学史学科卒。出版社勤務など経て、作家デビュー。
2002年、「まれびと奇談」で第9回「九州さが大衆文学賞」佳作入選。
2003年、『桑港にて』で第27回歴史文学賞受賞。
2009年、『群青』で第28回新田次郎文学賞受賞。『彫残二人』(文庫刊行時に『命の版木』に改題)で第15回中山義秀文学賞受賞。

■時代小説SHOW 投稿記事

鹿鳴館の花から日本のナイチンゲールへ。気高い貴婦人の物語
『鹿鳴館の花は散らず』|植松三十里|PHP研究所 植松三十里(うえまつみどり)さんさんは、歴史の狭間に埋もれていた人に光を当てて、その生涯を鮮やかに描き出す歴史時代小説の名手です。 歴史小説、『鹿鳴館の花は散らず』(PHP研究所)では、“日...
『日本奥地紀行』の女性作家による、日英文明衝突と冒険の旅
『イザベラ・バードと侍ボーイ』|植松三十里|集英社文庫 ドジャースの大谷翔平選手の専属通訳をめぐるスキャンダルがニュースとなって、かつてこれほど「通訳」という職業が注目を集めたことはなかったかもしれません。 植松三十里さんの『イザベラ・バー...
すべては人のために。富山売薬と調所広郷の心を打つ物語
『富山売薬薩摩組』|植松三十里|エイチアンドアイ 植松三十里さんの『富山売薬薩摩組』(エイチアンドアイ)は、徳川幕府が敷いた幕藩体制に揺らぎが生じてきて江戸後期を舞台にした歴史小説です。 本書に登場する薩摩藩家老の調所広郷(ずしょひろさと)...
日本人の希望の星を造る。ホテル建築に懸けた男たちの物語
『帝国ホテル建築物語』|植松三十里|PHP文芸文庫 植松三十里(うえまつみどり)さんの長編歴史小説、『帝国ホテル建築物語』(PHP文芸文庫)を紹介します。 建造物に光を当てた時代小説というと、安土城を描いた山本兼一さんの『火天の城』や木、四...
祖母、母、妻……家族に見せる家康の顔と将軍家ができるまで
『家康を愛した女たち』|植松三十里|集英社文庫 植松三十里(うえまつみどり)さんの長編時代小説、『家康を愛した女たち』(集英社文庫)をご紹介します。 大河ドラマ「どうする家康」の放送に合わせて刊行された家康小説の一冊。 ほかにも、広く海外に...
260余年の平和を築いた家康の外交戦略を描く歴史ロマン
『家康の海』|植松三十里|PHP研究所 植松三十里(うえまつみどり)さんの長編歴史小説、『家康の海』(PHP研究所)を紹介します。 2023年が幕を開け、1月8日からNHK大河ドラマ「どうする家康」の放送が始まります。 昨年に続き、多くの徳...
私だけが知っている家康秘話。女性視点で戦国の世を描く
『家康を愛した女たち』|植松三十里|集英社文庫 植松三十里(うえまつみどり)さんの長編時代小説、『家康を愛した女たち』(集英社文庫)をご恵贈いただきました。 吉川永青さんの『家康が最も恐れた男たち』に続く、集英社文庫の「家康小説」の第二弾は...
観光業にエール。別府温泉を日本一にした油屋熊八の感動物語
『万事オーライ 別府温泉を日本一にした男』|植松三十里|PHP研究所 植松三十里さんの長編小説、『万事オーライ 別府温泉を日本一にした男』(PHP研究所)をご恵贈いただきました。 本書の主人公・油屋熊八(あぶらやくまはち)は、明治維新の五年...
未曾有の国難に直面した最後の将軍を描く、新解釈の歴史小説
『徳川最後の将軍 慶喜の本心』|植松三十里|集英社文庫 植松三十里(うえまつみどり)さんの文庫書き下ろし歴史小説、『徳川最後の将軍 慶喜の本心』(集英社文庫)をご恵贈いただきました。 心情的に佐幕派のせいか、これまで徳川慶喜という人物が苦手...
明治維新の礎を作った、名君・鍋島直正の見事な生涯を描く
『かちがらす 幕末の肥前佐賀』 植松三十里(うえまつみどり)さんの長編歴史小説、『かちがらす 幕末の肥前佐賀』(小学館文庫)をご恵贈いただきました。 幕末の肥前佐賀藩の藩主鍋島直正(閑叟)は、十一代将軍家斉の娘・お盛を正室にし、薩摩藩の島津...
日本のソーセージの父、レイモンを支えた日本人妻の物語
植松三十里さんの文庫書き下ろし長編小説、『レイモンさん 函館ソーセージマイスター』(集英社文庫)を紹介します。 2004年に、プロ野球の日本ハムファイターズが北海道日本ハムファイターズに球団名を変えて、本拠地を札幌ドームに移しました。 日本...
健康で平和な暮らしを。ソーセージ作りに奮闘した夫婦の物語
植松三十里さんの文庫書き下ろし長編小説、『レイモンさん 函館ソーセージマイスター』(集英社文庫)を献本いただきました。 本書は、大正末期の函館で、本場のソーセージ作りに奮闘した、ドイツ人マイスター、カール・ヴァイデル・レイモンと日本人妻コウ...
女子教育の先駆けとなった津田梅子と津田仙の生涯
『梅と水仙』|植松三十里 植松三十里(うえまつみどり)さんの長編小説、『梅と水仙』(PHP研究所)を紹介します。 本書は、新五千円札の肖像に決まり注目される、津田塾大学の創設者津田梅子とその父・仙の波瀾万丈の生涯を描いた歴史時代小説です。 ...
新五千円札で話題。女子教育の先駆け、津田梅子の波瀾の生涯
植松三十里(うえまつみどり)さんの長編時代小説、『梅と水仙』(PHP研究所)を献本いただきました。 2024年(令和六年)発行予定の新五千円紙幣に肖像が用いられることが発表されて、注目される津田梅子。津田塾大学の創立者として、女子教育の先駆...
勝海舟夫婦の波瀾万丈の生涯を、妻の視点から描く新シリーズ
植松三十里(うえまつみどり)さんの文庫書き下ろし時代小説、『おたみ海舟 恋仲』(小学館文庫)を入手しました。 本書は、妻のおたみの視点から、勝海舟夫婦の波瀾万丈の生涯を描く、文庫書き下ろしシリーズの第1作です。 辰巳芸者のおたみは、呼ばれた...
空と湖水 夭折の画家 三橋節子
時代小説の名手が描く、昭和四十年代を駆け抜けた女性画家 文藝春秋から刊行された、植松三十里さんの長編小説、『空と湖水 夭折の画家 三橋節子』を紹介します。 本書は、昭和五十年(1975年)二月、三十五歳の若さで亡くなった伝説の女性画家・三橋...
信義を貫き、幕末を誇り高くも愚直に駆け抜けた、松平容保
植松三十里(うえまつみどり)さんの文庫書き下ろし時代小説、『会津の義 幕末の藩主松平容保』(集英社文庫)を入手しました。 本書は、幕末から明治維新の激動期を駆け抜けた、会津藩の最後の藩主松平容保(まつだいらかたもり)の半生を描いた歴史小説で...
帝国ホテルライト館建設をめぐる、熱き人々の物語
植松三十里(うえまつみどり)さんの長編小説、『帝国ホテル建築物語』(PHP研究所)を入手しました。 本書は、世界的建築家、フランク・ロイド・ライトが設計し、大正時代を代表する建築物帝国ホテル2代目本館(通称「ライト館」)の完成までの十年に及...
「2019年3月の新刊 上」をアップ
2019年3月1日から3月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2019年3月の新刊 上」を掲載しました。 文春文庫から刊行される、植松三十里さんの『繭と絆 富岡製糸場ものがたり』を取り上げてみたいと思います。 世界遺産の...

『大和維新』|奈良県独立を目指して、明治政府と闘った男の秘話 2018年10月23日
『大正の后 昭和への激動』|大正天皇を支え、平和を希求した貞明皇后の波乱の生涯 2018年10月7日
外国との技術戦争に挑んだ、佐賀藩主鍋島直正を描く|『かちがらす 幕末を読みきった男』 2018年4月22日
白虎隊で生き残り、明治を誇り高く生きた飯沼貞吉の人生|『ひとり白虎 会津から長州へ』 2018年3月18日
維新の先駆け、中山忠光と天誅組の四十日間の光跡を描く|『志士の峠』 2018年1月21日
千の命を助けた、江戸の産科医賀川玄悦の生涯を描く傑作|『千の命』 2017年9月17日
知られざる朝鮮通信使の世界を描く、笑いのち涙の傑作|『千両絵図さわぎ』 2017年5月28日
帝都叛乱!二・二六事件にかかわった五人の物語|『雪つもりし朝 二・二六の人々』 2017年2月4日
戦国を生き抜いた姫君たちを描く傑作アンソロジー|『女城主 戦国時代小説傑作選』 2016年9月19日
戦いなき世を願い、天下人家康を育てた母の波瀾の生涯|『家康の母お大』 2016年8月23日
山あり谷ありの文豪・夏目漱石一家のホームドラマ|『猫と漱石と悪妻』 2016年8月22日
「2016年8月の新刊 中」をアップ|『猫と漱石と悪妻』 2016年8月11日
西郷隆盛を生涯愛した“島妻”愛加那の物語|『愛加那と西郷』 2016年6月7日
一度も真剣を抜かない、並外れた剣豪・斎藤弥九郎の波瀾万丈の物語|『不抜の剣』 2016年5月29日
父のため、国のため世界に通用する生糸を。富岡製糸場誕生秘話|『繭と絆 富岡製糸場ものがたり』 2015年9月8日
戦争終結に奔走し、降伏文書調印を行った重光葵の知られざる物語|『調印の階段 不屈の外交・重光葵』 2015年8月16日
維新には早過ぎた「天誅組」の激闘を描く、植松三十里さんの歴史時代小説|『志士の峠』 2015年4月26日
植松三十里さんの昭和時代小説『調印の階段』に感涙 2012年8月30日

■時代小説ブックガイド 読書リスト
『志士の峠』(中央公論新社) [幕末] ★★★★☆☆
『大奥延命院醜聞 美僧の寺』(集英社・集英社文庫) [武家] ★★★★☆
『調印の階段』(PHP研究所) [昭和] ★★★★☆☆☆
『千姫 おんなの城』(PHP研究所・PHP文芸文庫) [戦国] ★★★★☆
『燃えたぎる石』(角川書店・角川文庫) [幕末] ★★★★☆
『江戸町奉行所吟味控 半鐘』(双葉社・双葉文庫) [捕物] ★★★★☆☆
『江戸町奉行所吟味控 比翼塚』(双葉社・双葉文庫) [捕物] ★★★★☆

■著者のホームページ
歴史時代小説家植松三十里の公式サイト「松の間」
松の間の床の間

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