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風雲将棋谷

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風雲将棋谷
風雲将棋谷
(ふううんしょうぎだに)
角田喜久雄
(つのだきくお)
[伝奇]
★★★★

伝奇小説の古典的名作。タイトルは、将監という長に率いられて一族が移り住んだ山奥の地、将監谷がやがてそこの住人が将棋の技に長けたために将棋谷と呼ばれるようになったところから来ている。登場人物がみな将棋を指したりもする。

深川砂村のからくり屋敷での黄虫呵と雨太郎の対決が、インディー・ジョーンズばりでワクワクドキドキさせてくれ、見どころの一つになっている。

物語●さそりを使う怪人黄虫呵が、亥年生まれの娘たちをかどわかす事件が続出。さみだれ縄を駆使する御用聞き仏の仁吉は、一人娘お絹をおとりに事件解決に乗り出すが…。お絹の危難を救うのが怪盗流れ星の雨太郎、あやめ屋敷の謎の美女朱実とその手下竜王太郎や、鳥居甲斐守の愛妾お梶らが絡む。

カバー:東啓三郎
時代:弘化二年
(春陽文庫・544円・70/04/20)
購入日:97/3/30
読破日:97/4/11

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