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陋巷に在り 6 劇の巻

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陋巷に在り 6 劇の巻陋巷に在り 6 劇の巻
(ろうこうにあり・6・げきのまき)
酒見賢一
(さけみけんいち)
[中国]
★★★★☆

孔子に大ピンチ。策謀と激情が交錯し、空前極まる奇襲戦の描写が戦慄を誘う、茫然自失の第6巻。物語はクライマックスを迎えた感じ。

このシリーズの魅力は、子蓉、悪悦、少正卯といった、ヒール(悪役)が強くて、非情な中にユーモアがあること。うーん、しばらく目が離せない。

物語●子蓉の媚術に操られ暴動を扇動していた女予(よ)を救い出し、騒乱鎮圧に成功した顔回。しかし、女予の心身の消耗は著しく、瀕死の状態であった。一方、悪悦の姦計によって理性を失った費城の公山不ちゅうは、籠城策を一転させ、怒りにまかせて魯城を急襲する。防備が手薄の魯城はあっさり費兵の侵入を許し、孔子らの命は風前の灯火に…。

目次■顛沛/迅戦/乱入/鬼落とし

装画:諸星大二郎
装幀:新潮社装幀室
時代:春秋時代
舞台:魯、費城
(新潮文庫・476円・99/12/01第1刷・309P)
購入日:99/12/04
読破日:99/12/15

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